統合失調症について/5.統合失調症の治療-② リハビリテーション【社会的なリハビリの場…デイケアなど-1】

心の病気

●社会への足慣らしの場「デイケア」

リハビリを行うには、患者さんの状態や目的に合わせて、さまざまな社会的なリハビリの場があります。

中でも「デイケア」は、社会復帰の最初のステップとしては最適な「足慣らし」の場といえます。

デイケアは、入院期間の短縮や社会復帰を促進するために提供されるサービス(医療形態)の一つで、病院、診療所(精神科クリニック)、精神保健福祉センター、保健所などで行われています。

デイケアは、こまかくいえば、デイケア、ナイトケア、デイナイトケア、ショートケアに分かれます。
1日6時間が標準のものをデイケア、午後4時以降で4時間を標準としたものをナイトケア、そのデイケアとナイトケアを組み合わせて10時間を標準としたものをデイナイトケア、日中3時間のものをショートケアといいます。

デイケアでは、同じ病気を持つ者どうしが交流し、悩みを話し合ったり、いっしょに活動することで、協調性を学ぶことができ、また、定期的に通うことで規則的な生活リズムができ、体力づくりもできます

プログラムは、施設によって異なりますが、スポーツ、レクリエーション、サークル活動、料理づくり、パソコン教室、手工芸、音楽活動などが行われています。
また、社会生活や日常生活の技能、病気の自己管理能力を高めるために、SST(生活技能訓練)が取り入れられているデイケアもあります。

デイケアのプログラムは、基本的に「楽しさ」を重視したものが多いので、まず家以外で過ごす場所と考えて有効に利用しましょう。

デイケアは、患者さんの家族にとっても、患者さんと離れて自分の時間が持てるようになり、ケアに余裕ができるというメリットがあります。

なお、「デイホスピタル(DH)」といって、外来通院しながら、日中の時間帯に入院治療と同じような密度で集中的・重点的に治療が受けられるシステムもあります。

⇒「2」へつづく

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