統合失調症について/1.統合失調症の症状について知る【症状7 生活のしづらさ】

心の病気

●あとまで残る「生活障害」

陰性症状や認知機能障害などがあると、日常生活や社会生活を送る上で、さまざまな障害(生活障害)が残ることがあります。

生活障害には個人差がありますが、よく見られる障害には次のようなものがあります。

◆日常生活の障害

食事の仕方(過食、塩分や糖分のとりすぎ、同じものばかり食べるなど)、金銭の扱い、交通機関の利用の仕方などが苦手になります。
また、一度にたくさんの課題に直面すると混乱しやすい、といったことが起こります。

◆対人関係の障害

人との接触に消極的になる、人づきあいが苦手になる、その場にふさわしい態度がとれない、自分の意見に固執するなど。

◆就労能力の低下

集中力や持続力が低下する、積極性に乏しい、新しいことに慣れるまでに時間がかかる、仕事の飲み込みが悪く要領も悪い、作業能率の低下など。

◆生きがいの欠如

趣味や娯楽に関心がなくなる。
自分自身に自信が持てなくなるなど。

●生活障害のある人によく見られる行動

また、次のような行動が生活のしづらさの原因になります。

■ものごとの優先順位をつけるのが苦手になる。
■家事の段取りがうまくできなくなる。
■身だしなみにむとんちゃくになる。
■昼夜逆転の生活におちいりやすい。
■家にひきこもりがちになる。
■公共機関の利用が苦手になる。
■あいさつがうまくできなくなる。
■杓子定規な対応をとりがちになる。
■話や行動が唐突になりやすい。
■とっさに適切な言葉が浮かばない。
■作業の能率にむらが出やすい。
■根気がつづかない。
■ストレスによる影響を受けやすい。
■余暇を積極的に楽しむのが苦手になる。
■自己を主張することが苦手になる。

奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史

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