認知行動療法について①

動画テキスト

はい、皆さんこんにちは。
ナチュラリー. チャンネルのメンタルケア心理士、鍛治剛史です。

本日からですね、数回に亘って、認知行動療法っていう心理療法について、お話していきたいなっていうふうに思います。
この心理療法はですね、世界的に行われている心理療法でですね、物事に対する考え方・捉え方、これをですね、ストレスがかかりにくい考え方・捉え方に変容していこうっていう、そういった心理療法になります。

例えばですね、会社で失敗したっていう出来事が、物事が発生しました。
で、 Aさんと B さんがいます。

Aさんはですね、「いつも失敗している訳ではないし、今回は失敗してしまったけども、同じ失敗を繰り返さないように、気を取り直して又明日から頑張ろう」っていうふうに、前向きに捉えられたんですね。

片や B さん、全く同じ失敗なんですけども、「あー、自分はもう終わりだ、もうこの会社にも居れないかもしれない」っていうふうに、悲観的に考えられたんですね。

間違いなく、どちらが大きなストレスがかかっているかっていうと、Bさんですよね。

このような Bさんのような考え方の方に対してですね、少しでもAさんのような考え方が出来るように訓練していこうっていう治療法になりますね。

人それぞれ、物事に対する思考っていうものは千差万別ではあるんですけども、主に推論の誤りっていう、非常にストレスがかかりやすいですね、10項目の思考があるんですよね。

一つ目が、「全か無か思考」っていう、物事を白か黒かで考えるような二者択一的な思考ですね。
二つ目が、「一般化のしすぎ」と、これは、たった一つでも良くない事があると、それを全ての物事にあてはめてしまうっていう。
三つ目が、「心のフィルター」、たった一つの良くないことにばかり目がいってしまうっていうことですね。
四つ目が、「マイナス化思考」、これは全ての出来事にマイナスの解釈を加えてしまう。
五つ目が、「結論の飛躍」、これは根拠もないのにですね、自分にとって不利で、悲観的な結論を出してしまうっていうものですね。
六つ目が、「拡大解釈と過小評価」、これはですね、自分の失敗や短所は過大に考え、成功や長所は過小評価するような、物の見方ですね。
七つ目が、「感情的決めつけ」、これは、理性ではなく、感情をもとに物事を判断してしまうっていうものですね。
八つ目が、「すべき思考」、~すべきだ、~でなければならない、っていうふうに強く思い込んでしまうっていうものですね。
そして9番が、「レッテル貼り」と、例えば「自分はダメな人間だ」っていうような、極端なレッテルを貼ってしまう。
そして、最後に10項目目ですね、「個人化」っていう、自分に関係がないと分かっていることまで、自分に関連付けて考えてしまうっていうものなんですよね。

以上の10項目の推論の誤りっていうものがあるんですけども、こういった思考を持たれた方がですね、やはりストレスがかかりやすいっていうことになってしまいますよね。

次回からですね、もっと細かくですね、この認知行動療法っていうものはどのように進めていくのかっていうことですね、この辺をお話していきたいなっていうふうに思います。

それでは、本日もご視聴どうもありがとうございました。