2020-12

心の病気

摂食障害について/④家族がつくり出す悪循環から抜け出そう!【だれよりも不安なのは患者本人であることを認めよう】

●家族の不安が本人に与える影響 摂食障害の人の家族は、いろいろな形で自らの不安を患者さんにぶつけてしまいます。 例えば、「いつまでこんな状態が続くの?」「こんなことを続けていて身体は大丈夫なのかしら?」「親もいつまでも支えられるわけ...
心の病気

摂食障害について/④家族がつくり出す悪循環から抜け出そう!【摂食障害は病気だということを認めよう】

患者さんの状態を家族がどう見ているかということは病状にかなり大きな影響を与えます。 例えば、「いいかげんに過食はやめなさい」といってしまうと、過食は自分の意思でどうにかなるものであり、それができないのは意思が弱いという意味になってしまいま...
心の病気

摂食障害について/④家族がつくり出す悪循環から抜け出そう!【患者さんの現在に目を向けよう】

●謝罪をしたり、「子育てに失敗した」というと…… 子どもが摂食障害になったのは親のせい、というような内容の本も多く出ていますので、摂食障害の親御さんの中には、自分の子育ての仕方を深く反省し、それを実際に口に出して患者さんに詫びる人もい...
心の病気

③感情を活用して摂食障害から抜け出そう!【トラブルにつながらない話し方を知ろう】

●摂食障害の人が自分の気持ちを話せるようになるということ 自分の気持ちを話したらトラブルにつながるのではないか、という心配を、多くの摂食障害の人がしています。 もともと不安が強い人たちですから、トラブルを怖れる気持ちも強いのですが、...
心の病気

③感情を活用して摂食障害から抜け出そう!【境界線を引くことで不安をコントロールしよう-2】

●自分の「敷地」を守る 例えば、相手と親しくなったときに相手に振りまわされる、というのは、相手が自分の敷地にズカズカと入り込んでくるのを許すということです。 これでは自分の敷地は侵されてしまいますし、苦しくなるのは当然です。 ...
心の病気

③感情を活用して摂食障害から抜け出そう!【境界線を引くことで不安をコントロールしよう-1】

●「敷地」という考え方 以前にも触れましたが、摂食障害の人は「距離」に敏感です。 親しくなってしまうと相手が自分にどんどん侵入してくるのではないか、息苦しくなるのではないか、断れずにどんどん追いつめられるのではないか、ということが心...
心の病気

③感情を活用して摂食障害から抜け出そう!【感情を指標にして現状を変えよう】

摂食障害の人の感情は、そのまま治療的変化を起こすことにつながる材料の宝庫です。 一つひとつを吟味していくことによって、どんな変化が必要か、ということがよくわかるようになります。 これは、対人関係療法がもっとも得意とするところです。 ...
心の病気

③感情を活用して摂食障害から抜け出そう!【感情を指標にして現状の位置づけをしよう】

●感情をそのまま認めるということ 感情の活用法の第一は、現在位置の確認です。 「拒食」は遭難したかのような不安の中で起こると書きましたが、遭難しているときに大切なのは現在位置の確認です。 位置さえ確認できれば、状況はそのままでもず...
心の持ち方

大人の発達障害 その2《アスペルガー症候群》【コミュニケーションが苦手…相手の気持ちを考えてみる】

アスペルガー症候群というのは、発達障害の中の知的障害のない自閉症のことで、2013年から診断名としては自閉症スペクトラムに含まれることになりました。 例えば、集団行動が苦手、一般常識に無頓着、一人が好き、話が一方的になりやすい、思ったこと...
心の持ち方

大人の発達障害 その1《ADHD(注意欠如多動性障害)》【自信がない…本当の自信を身につける】

最近、うつ症状を訴える方の一部に、大人の発達障害が隠れているケースが増えています。 発達障害は、別名発達凸凹とも呼ばれるように、得意不得意の差がとても大きいことが特徴です。 知的能力とは関係ないので、社会に出るまではそれなりになんと...