パートナーの気持ちがわからない【しんどくならない人間関係のコツ】

心の持ち方

パートナーというのは、いちばん近しい他人です。
他人のなかで最もエネルギーを注ぐべき相手です。

エネルギーを注ぐとは、コミュニケーションに時間をかけ、自分の思いを伝え、相手の話を聴くということ。
コミュニケーションを大切にするということです。

しかし、近しい関係になると、ついこの手間を惜しんでしまうことが多くなります。
近いぶん甘えがでて、「言わなくてもわかってほしい」と、つい言うべきことまで言わなくなってしまいがちです。

コミュニケーションというのは「発信者責任」です。
子供の頃は語彙も表現力もつたないので、大人が「あれがほしいの?これがいいの?」などいちいち補ってくれますが、それは子供だったからです。
大人になっても相手にこれを望むということは、対等な関係ではなく、親子関係を望んでいると言ってもいいでしょう。

発信者責任というのは、わかってほしければわかってもらえるように表現する努力が発信者に求められるということです。
わからない相手を責める前に、自分がわかりやすい表現を工夫しているかということを振り返りましょう。

「もう何度も言ってるのにわかってくれないんです」ということは、その言い方は相手に伝わりにくいということです。
相手に通じない表現を何万回くり返しても、相手は分かってくれません。
伝わるのは「感情的でしつこい」ということぐらいでしょう。
こういうときこそ、自分の言い方を省みるチャンスです。

また、「何を考えてるのかわからない」「何も言ってくれない」という男性への不満や不安もよくありますが、この場合、知りたいのはこちら側なので、自分から「何も言われないと、もうどうでもいいのかと思って悲しくなるから、どう思っているか教えてくれない?」とお願いしてみましょう。
聞かなければ何もわかりません。

一般に、男性は女性より口数が少なく、自分の思いや気持ちを喋ったり共感したりするのはあまり得意ではありません。
何を考えているか知りたければ、「なんで言ってくれないんだろう」と怒るより、「どんなことでもいいから、あなたがどう思っているか知りたいから教えて」と素直に聞きましょう。
たいていは何かしら答えてくれるはずです。

経験的には、女性が勝手にあれこれ思い悩んでいるのに対し、男性は何も考えていないということが少なくありません。
考えていたとしても口にしないのは、たいしたことではないと思っているからだということがほとんどです。

いくら想像しても相手の気持ちはわかりません。
上手に聞くことを覚えましょう。

奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史

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