ストレス・不安 とは【心の病気のキーワード-①】

ストレス

心の病気の原因には、外因・心因・内因が考えられますが、特に心にかかる負担となる心因には、重要なキーワードがあります。
そのいくつかを紹介します。

【ストレス】
ストレス刺激がストレス状態をもたらす

ストレス」は、本来「刺激」そのものを指しており、適度のストレスは誰でも常に受けています。
これは人を活性化する「よい刺激」といえます。
一方、過剰なストレスや、その人にとって特別に刺激の強いストレスがあります。

ストレスを感じるとき、ストレス刺激(ストレッサー)が人の心や身体に負担をかけ、「ストレス状態」に陥っている状態にあることを示しています。
人がもつ「身体を一定の環境で維持する働き(ホメオスタシス)」を乱すのがストレス刺激で、その乱れを元に戻そうとする反応がストレス(ストレス反応)です。

ストレス刺激を上手に処理できないと、身体や心に何らかの異常を生じさせることがあります。
これが病的なストレス反応です。

ストレス反応が身体に現れる変化が心身症であり、心に現れる変化が神経症や適応障害などの心因性精神障害です。

【不安】
心のバランスを崩さないための危険信号

不安は誰しも漠然と感じるものですが、心理学では、何らかの「危険が迫っている」と警戒心を抱くときに生じるものを「不安」と捉えています。
つまり、不安とは、私たちの心のバランスを大きく崩さないための危険信号ということができるでしょう。

その危険の正体が何なのか、自分でわかっている人もいれば、わからない人もいます。
さらに、その危険に対してどう対処したらよいのかわかっている人と、わからない人とでは、不安の感じ方の強さや大きさも違います。

不安な状態が継続することで心身に起こるさまざまな症状を不安障害(神経症)と呼びます。
心のなかの漠然とした不安や恐怖、動揺などを心や身体で必死に抑え込もうとして闘っている状態です。
不安障害には、恐怖症性不安障害全般性不安障害があります。

奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史