多くの人は、自分の人生にポジティブな変化をもたらしてくれるものを絶えず探し求めています。
ビジネスをはじめとして、何をするうえでも成功するのに役立つ、心の持ち方のヒントをお伝えしていきます。
人生を豊かにするための、あなたにとっての答えが見つかることを心から願っています。
【広い視野から人生を見る】
一日中、あまり感謝されない仕事をして疲れ果てたとき、「自分がこの世から突然消え去っても誰も気にとめないだろう」と思ってしまうことはないだろうか。
また、あまりにも絶望し、「人生には意味がない」と思い、生きている理由がないように思えるときもあるかもしれない。
疲れていて気持ちがしっかりしていないと、気の滅入るような思いにとらわれやすい。
しかし、そういう思いに屈してはいけない。
それはただ、全体像が見えていないだけなのだ。
こんな映画館に自分がいると考えてみよう。
あまりにも巨大なスクリーンが使われているので、スクリーンの一部が観客の視界からはみ出てしまっているのだ。
もし全体像を見ることができれば、私たち一人ひとりの人生がすべての人々の人生の中で調和していることが見えてくるだろう。
そのとき私たちは自分の立場が理解でき、自分の人生に意味があることに気づくはずだ。
生きている意味がないように思えるときは全体像が見えていないだけだ。
一人ひとりの人生には必ず意味がある。
【ポジティブなことを常にイメージする】
私たちは、自分の心の中でいつも上映している「映画」について意識することはあまりない。
あまりにも慣れ親しんでいるので、それについて考えることはめったにないからだ。
私たちの「心の映画館」には、ポジティブな映画がそろっている。
楽しい活動をしたときの映画、などなど。
それらはどれもポジティブで幸せな映画だ。
あなたは日ごろ、どちらのタイプの映画を見ているだろうか?
一般に、私たちは心の中で、自分についての考え方にマッチした映画を上映している。
「自分は誠実で価値のある人間だ」と思っているなら、人生を前向きに生きるのに役立つ楽しい映画を上映する。
それに対し、「自分は不誠実で価値のない人間だ」と思っているなら、気の滅入るような映画を上映する。
同じ上映するなら、楽しい映画にしたほうがはるかに得だ。
楽しい映画をいつも上映したいなら、ふたつのことを実行しよう。
①自尊心を高める努力をする。そうすれば、ネガティブな映画をポジティブな映画と取り替えることができる。
②自分が不幸な映画を見ていることに気づいたら、すぐに幸せな映画に切り替える。誰でも幸せな映画の在庫を心の中に持っているはずだ。
私たちは心の中で映画を上映している。
どうせなら、楽しい映画を上映すれば、ポジティブな気持ちでいられる。
奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史