自尊心を高く持つ/子どものころに受けた評価に左右されない【自分を大切にするために】

心の持ち方

自尊心を高めることは誰にとっても大切なことです。
ところが、多くの人は自尊心について誤解している所があります。
ここで、自尊心について簡単に説明していきます。

①人々は「自尊心を持つことは傲慢やうぬぼれにつながる」と考えています。
しかし、それは違います。
自尊心の高い人は傲慢やうぬぼれとは無縁です。
いっぽう、他の人が傲慢であったりうぬぼれていたりしても平気なのです。

②「自尊心の高い人は自己中心的だ」というのも誤解です。
「自己中心的である」ということと、「自尊心が高い」ということは正反対なのです。
自己中心的な人は称賛を求めますが、自尊心の高い人は称賛を求めることはありません。
自分の価値を信じているから、他人からの称賛など必要としていないのです。

③「自尊心の高い人は、自尊心の低い人を見下す傾向がある」というのも、まったくの誤解です。
自尊心の高い人はけっして威張ったりせず、誰に対しても敬意を持って接します。

④自尊心は人生のすべての側面に影響をおよぼします。
だからこそ、自尊心を高めることは、最も重要なことのひとつなのです。
人は、自分の価値を信じて自分のことを好きになればなるほど、ますます幸せを感じるようになるのです。

自尊心とは傲慢になることではなく、自分の価値を信じることだ。
自尊心を高めれば幸福感が増す。

「自分を無価値な人間だ」と思っている人があまりにも多く、しかも、自分がそう思っていることに気づいていないことも多くあります。
しかし、自分で気づいているかどうかとは関係なく、そのような考えは自分自身を害してしまいます。

私たちの行動パターンがどのように出来上がったのかというと、その大部分は子どものころに受けた、親や教師といった権威者による教育の結果です。
権威者は私たちよりたいてい大きくて、強くて、賢かったので、私たちは「彼らを信じることが自分の最大の利益になる」と思い、実際にそうしてきました。

しかし残念ながら、一部の権威者は自尊心が低く、「自分は無価値な人間だ」と思っていました。
一般に、人間の言動は、その人の自尊心の度合いに左右されます。
権威者は、自分が子どものころに言われたのと同じことをあなたに言ったにすぎないのです。
さあ、ここではっきりさせておきましょう。
彼らのネガティブな意見は彼ら自身に向けられたものであって、あなたとは何の関係もないのです。

いつまでもそれに引きずられている必要はありません。
地球上のすべての人は、平等に価値のある存在です。
自尊心を高めれば、それが真理であることがわかるはずです。
その気になれば、このテーマに関する多くの本があります。
それを読むことは、最も重要な一歩になるでしょう。

「自分は無価値な人間だ」というのは、子どものころに植えつけられた根拠のない思い込みにすぎない。

奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史