自己愛性パーソナリティ障害について/1.自尊心の病 傷つきやすく、本当の自分を好きになれない【障害の現状】

心の病気

別の問題で受診するが、見過ごされることが多い

自己愛性パーソナリティ障害の人が医療機関を訪ねるきっかけは、ほとんどが非定型うつや不眠、強迫性障害や引きこもりといった、別の心の病の発症です。
医師は、患者さんの話を聞きながら、症状の背後にどんな病理が隠れているのかを探り、立体的に診断を下します。

●尊大な態度をとりがちで、本質の問題が隠されてしまう

ところが、自己愛性パーソナリティ障害の場合、治療を行うことのできる医師はかぎられています。
そのうえ、この障害は自尊心にかかわる病なので、本人は他人に決して弱味を見せようとしません。
医師を前にしても強気で尊大な態度をとり、自分の病的な部分を隠そうとするのです。
このため、よほどこの障害についての造詣が深くないと、精神科の医師でも障害を見抜くことは難しいでしょう。
また精神科には、DSMという、国際的に用いられるアメリカ精神医学会の精神障害の診断マニュアルがあります。
ただ、自己愛性パーソナリティ障害には、実際に即さない点もあり、DSMだけで診断できないところがあります。

こうしたことから、ほとんどのケースで、非定型うつや不眠といった表面的な症状に対して、薬物療法が行われます。
薬は症状を緩和する効果はありますが、根本にある障害に気づかないかぎり、問題が解決することはありません
同じ症状がくり返され、問題は長期化していきます。

奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史

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