統合失調症について/7.再発予防と自宅療養のポイント 【回復を促す家族の接し方-3】

心の病気

●コミュニケーションをうまくとるコツ

統合失調症の患者さんは、考えをうまくまとめることができなかったり、考えがあちこちに飛んで、そのためほかの人とコミュニケーションをとることがむずかしくなります。
家族がそうした患者さんとコミュニケーションをとり理解を深めるためのポイントをいくつかあげてみます。

■聞き上手になる…前に「患者さんの話をよく聞く」ことの大切さを述べましたが、患者さんに対しては基本的に「受け身」で接することがポイントです。もしも患者さんが何か話そうとしたときには、話をじっくり最後まで聞いてあげましょう。話に相づちを打ったり、わかりにくいときには、「いま〇〇といったのは、どういうこと?」などと確認の質問をしたり、話が終わったら患者さんがいったことをくり返したりすれば、患者さんは自分の話を聞いていてくれるという満足感を覚えるはずです。

■わかりやすく伝える努力をする…「話すことは一つにしぼる」「あいまいな表現を避ける」など、会話の内容をできるだけ複雑にしないことがコツです。また、簡潔で、意味のはっきりした言葉を使うことも大切です。

■患者さんを子ども扱いしない…いってもわからないからと、患者さんを子ども扱いしては、よいコミュニケーションは成り立ちません。患者さんが理解したり判断できることは多いものです。家族自身の「会話力」が問われます。

■不必要な恐怖感を持たない…病気をこわがっているのは、実は患者さんのほうです。家族が患者さんに対してこわがったり、おどおどした態度を見せれば、会話もうまくいきません。率直に、包みかくさずに話すようにしましょう。

奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史

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