死ぬことを考えてしまう/死んだら楽だと思う(症状で調べる心の病気-⑧)

症状

自分で何かおかしいと感じるとき、その症状によっては様々な「心の病気」が疑われます。
放っておくと症状はどんどん悪化し、結果的に治療が長引いてしまう結果にもなりますので、早めの受診が必要です。
症状で調べる心の病気』の8回目です。
皆様に、少しでもお役立て頂けたらと思います。

【死ぬことを考えてしまう/死んだら楽だと思う】
自ら命を断とうと思い詰めることを「自殺念慮(希死念慮)」といい、これを行動に移そうとすることを「自殺企図」と呼びます。
死ぬことを考えたり、死んだら楽だと思うのは、自殺念慮の一種です。

重い心理的負担を感じるような苦しい状況が長く続くと、以前のように物事を考えることができなくなり、視野が狭まって、自殺しか解決手段がないように思えてしまいます。

これはとても危険な状態なので、必ず専門家の診断を受けて下さい。

うつ病・適応障害・パーソナリティ障害について、詳しい症状を以下に記載します。(●…精神症状/〇…身体症状)

<うつ病>
強く長いストレスにさらされたときにかかることがある。
●気分が落ち込む ●日ごろ興味や喜びを感じていたものに気持ちが向かない ●行動するのも考えるのも面倒でおっくう、疲れを感じやすい ●集中力や注意力の低下 ●自信喪失 ●自責の念や無価値観 ●将来を悲観的にとらえる ●自傷行為(自分を傷つける)をしたり、自殺を考えたりする
〇不眠 〇食欲低下、体重減少 〇性欲の減退 〇疲れやすい体質(易疲労性=身体をあまり使っていないのに疲れを感じる)

<適応障害>
環境の変化に適応できない。
●憂うつ感 ●気分の落ち込み ●絶望感 ●不安感や焦り ●恐怖感 ●感情がコントロールできない ●神経質になる ●ひきこもりがちになる。学校や仕事に行きたくなくなる
〇動悸 〇発汗 〇めまい 〇不眠 〇肩こり 〇疲労感 〇食欲不振 〇やせ(体重減少)

<パーソナリティ障害>
ものの考え方や感じ方、行動のしかた(=パーソナリティ)が、平均的な人々に比べて大きく偏っています。
その為、社会に適応しにくく、仕事が果たせない、人付き合いが上手く出来ないなど、日常生活にも支障が出てきます。
自分自身が苦しむだけでなく、周囲の人々には混乱を与えやすいという問題があります。
パーソナリティ障害は、最も目立つ症状によって8種類に分類する事が出来ます。

【妄想性パーソナリティ障害】
被害妄想が強く、猜疑心も強くなる。

【統合失調質パーソナリティ障害】
よく「変わり者」と言われる事が多い。

【情緒不安定性パーソナリティ障害】
感情が不安定で、衝動的。

【強迫性パーソナリティ障害】
度を超えた完璧主義者。

【演技性パーソナリティ障害】
目立ちたがりで、見栄っ張り。

【非社会性パーソナリティ障害】
社会のルールを守れない

【依存性パーソナリティ障害】
誰かに頼らないと生きていけない

【不安性(回避性)パーソナリティ障害】
人との関わりを極力避ける。

一人がひとつの型にきっちり収まるのはまれで、いくつかの型が混在して現れる事が多い様です。
症状は幼児期から思春期に現れ、成人以降も続きます。
症状は一貫して継続するという特徴があります。

心の病気になってしまうということは、誰にでも起こり得ることです。
本人がおかしいと感じること、周りの人がおかしいと感じること、そして周りの人が心の病気を十分に理解し、サポートしていくことが大切です。

奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史

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