統合失調症について/4.統合失調症の治療-① 薬物療法【通電療法…薬が使えない場合の治療法】

心の病気

●安全で、十分な効果が期待できる療法

通電療法は、うつ病の治療で、難治性のうつ病など、薬物療法を行ってもなかなかよい効果が得られない場合などに行われる治療法ですが、統合失調症でも、症状が活発なのに副作用のために薬が投与できない場合や、興奮や昏迷などの緊張症状が強い場合、あるいは自殺の危険性が高い場合などに有効な治療法です。

通電療法(ECT)は、頭部に電極をつけて電流を流し、その刺激によって脳の神経の働きを通常の状態に戻す治療法です。

電気刺激によりけいれんが起こることから「電気けいれん療法」とも呼ばれていますが、最近は、全身麻酔をしたあと、筋弛緩剤を投与し、けいれんが起こらないようにした「修正型電気けいれん療法(m-ECT。無けいれん通電療法)」が主流となっています。

通電療法は、安全で、なおかつ即効性があることが特徴です。
ただし、実施する場合には、必ず本人および家族の同意が必要です。

通電は、こめかみに器具をつけてから3秒ほど行います。
全身麻酔をかけるので、入院して行う必要があります。
大体週に2~3回、計6~12回を1クールとして行います。

副作用としては、頭痛や、一時的に記憶障害が起こることがありますが、重大なものではありません。

ただし、通電療法は、即効性がありますが、持続性がないともいわれており、そのため定期的に通電療法を受けるとよいとされています。

なお、通電療法はどの病院でも受けられるわけではありません。

奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史

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