統合失調症について/1.統合失調症の症状について知る【症状4 自我障害…自分が自分でない感じ】

心の病気

●自分と他人の境界があいまいになる

統合失調症になると、思考や感情、行動などをまとめる脳の統合機能が一時的にそこなわれます。
その結果、自分と他人との境界(自我境界)があいまいになり、ふつうの人ならあたりまえの、「自分が考えている」「自分が行っている」という「自我意識」がはっきりしなくなり、自分が主体的に行っていることと、受動的にさせられていることの区別がつかなくなります
このような状態になることを「自我障害」といいます。
自我障害は、陽性症状の一つです。

自我の境界があいまいになると、次のような症状があらわれます。

■作為体験(作為思考・させられ体験)

自分の行動や考えが、他人にあやつられていると感じることです。
幻聴やテレパシー、電波などによって「命令されて」行動する場合と、幻聴はなく、「体が勝手に動いてしまう」場合とがあります。

■思考伝播

自分の考えていることが他人に筒抜けになっていると感じることです。

■思考干渉

自分の考えが何者かによっていちいち干渉されていると感じることです。

■思考吹入

他人の考えが自分の中に勝手に吹き込まれると感じることです。

■思考奪取

自分の考えが他人によって奪われていると感じることです。

■侵入症状

外の世界(他人)が自我の中に侵入してくるように感じることです。

■離人体験

自分や外の世界の存在感や現実感がなくなることです。
本人は、「自分が自分でないような感じ」「映画のワンシーンの中にいるような感覚」「自分が見知らぬ人間であるように感じる」「自分がロボットのようだ」「外国にいるようだ」などと感じます。

奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史

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