トラウマについて/語りにくくても大切なこと⑤【トラウマを生みやすい社会】

心の病気
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●刷り込まれやすい「レイプ神話」

性暴力の責任は被害者にあるのではなく、その行動をした加害者にあることは当然です。
被害を受けても、それをだれにも言えずにいる人が多いなかで、助けを求める声にはきちんと応えていくことが、社会全体の安心につながります。

ところが、性的な事件の被害者が声を上げ、性暴力に関する問題が表面化するたびに、加害者を擁護するような声も聞こえてきます。
「レイプ神話」ともいわれ、無意識に被害者のなかにも刷り込まれやすい「世間の声」には、たとえば次のようなものがあります。

■被害に遭うのは若い女性
➡10~20代の女性に多いのは事実です。しかし、10歳未満であっても、30代以上であっても、女性ではなく男性であっても、被害者になりえます。

■挑発的な服装や行動が誘因となる
➡どんな服を着ていようと、たとえばお酒を飲んで酔っていても、「いやだ」と言っている相手に性行為を無理強いしてよい理由にはなりません。

■抵抗すれば逃げられたはず。本人の側に望む気持ちがあったのでは?
➡実際には、被害者は恐怖感から凍りつき、解離を起こして声をあげることすらできないことが多いのです。

こうした「神話」にひとりで立ち向かうのはたいへんなことです。
理解者は必ずいますから、助けを求めてください。

大人になってからの被害については、「自分がなぜ、あんな目にあったのか」を考える場面も出てくるでしょう。
それは、次に自分を守る手がかりにもなります。

奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史

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