トラウマについて/4.「今」への影響を変える心理療法【代表的な心理療法⑦】

心の病気

対人関係療法/安全な関係をつくる

本人と周囲の人との関係に焦点を当て、そこに介入することで症状の改善をはかっていく治療法です。
トラウマに対する治療効果はPE療法と同等とされています。

●「重要な他者」とのかかわり方が見えてくる

対人関係療法では、「自分にどれだけ影響を及ぼすか」で、周囲の人を大きく3つに分けてとらえます。
そして、自分にいちばん影響がある「重要な他者」との間で、現在、問題になっていることを取り上げ、対処法を考えていきます。

重要な他者は、配偶者・恋人・親・親友などであることが多いのですが、トラウマの影響で、近しい関係の人がいないということも。
その場合は「欠如(PTSDの場合は対人過敏と呼ぶ)」をテーマとして、治療が進められていきます。

■IPT(対人関係療法)の進め方

大きく3つのパートに分けられます。
通常は週1回、全部で12~16回かけて治療していきます。

①初期
●病歴や生活歴、現在の対人関係の状態を、症状との関連をみながら確認していく
●「悲哀/不和/役割の変化/欠如」という4つのテーマのうち、現在、問題になっていることはどれに当てはまるか考え、戦略を立てる

②中期
●治療を受ける人自身が、実生活内で戦略を実践し、それについて治療者と話し合う

③終期
●IPTによってなにが変わったか、今後に不安はないかなど話し合う

奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史

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