トラウマについて/語りにくくても大切なこと③【リスクの高い性行動について】

心の病気

●「トラウマの再演」が起きているのかも

子どもの頃に性的虐待を受けて育った人は、ときに自ら進んでリスクの高い性行動をとるようにみえることがあります。
リスクの高い性行動とは、たとえば援助交際をする、避妊せずに性交渉をするなどといったことです。

援助交際をする人に話を聞いてみると、「別に楽しいからというわけではない」と言います。
理由は人それぞれですが、いずれにしても、ハイリスクな性行動をくり返すことで、自分に対するネガティブな考えや恥辱感(スティグマ)は往々にして強まるものです。

被害者という意識はなくても、自己否定感を強めるような性行動をくり返しているのだとしたら、それはトラウマの再演かもしれません。
それに気づくことが、恥辱感を減らしていく第一歩です。

■ハイリスクな性行動のかげにある思い

・性被害を受けるより、自ら望んでおこなう行為のほうがまし。
・過去の自分になにが起きたのか、確かめたい。
・幼い頃によくわからないまま開かれた性の世界を探求したい。
・相手の好意に対して、自動的に性的に反応するモードになる(加害者に応じていた頃の過去の自分に戻ってしまう)。
・どうせ自分は汚れている、価値がないから、もっと汚れればいい。
・加害者を象徴する存在(たとえば男性)を金銭的、社会的に困らせたい。自分なりの復讐。

奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史

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