トラウマについて/語りにくくても大切なこと②【性暴力はくり返されやすい】

心の病気

●被害者の3分の2は、再被害を受けている

性暴力を受けたことがある人は、再び性的な被害にあいやすいことが知られています。
海外の研究では、性暴力被害者の3分の2は再被害を受けていると報告されています。

実際、性暴力被害者が何度も痴漢にあったりするのは、よくあることです。

●解離が起こると拒めなくなる

再被害をまねきやすい理由のひとつに、性暴力が解離を起こしやすいことが挙げられます。
とくに小児期に性的虐待を受けた経験がある人は、そうした経験のない人にくらべて解離症状をもつ割合が多いと報告されています。

性犯罪をくり返している加害者は、「この人はNOと言えない、拒めないだろう」という人を見抜き、選んでいるといわれます。
危険時に生じる反応のひとつである凍りつきは、解離の一種です。
解離が起きやすければ、標的となるおそれも高まります。

●再被害をまねきやすくなる思い込みに注意

性暴力は、自分の価値を感じられなくなる体験です。
「私は無価値な存在」という思い込み(スキーマ)もまた、再被害をまねきやすくします。
「無価値な存在だから、性暴力を受けるのは当然」と思っていれば、同じような現実をつくり上げやすくなります。
これは「トラウマの再演」といわれる現象です。

解離を起こしやすいのも自己否定感が強いのも、トラウマの影響です。
トラウマの支配から逃れる取り組みは、被害のくり返しを止めることにもつながります。

奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史

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