トラウマについて/2.トラウマの影響はなぜ長引くのか?【症状が出やすい時期】

心の病気

恋愛や子育てでよみがえりやすい過去の傷

恋愛、子育てなど、人生の課題に直面する時期には、トラウマの症状が強く現れがち。
冷凍されたまま解凍されることがなかったトラウマ記憶が、初めて溶け出すこともあります。

●トラウマの影響に気づくきっかけにもなる

トラウマの影響は長く残るものの、自分ではトラウマの存在に気づきにくいこともあります。
とくに子ども時代にできた傷は、傷をつくるような体験が特別なことだとは思っていなかったり、記憶がなかったりすることすらあります。
思春期以降、大人になってから、初めて自分の悩みとトラウマの存在がつながる場合も少なくありません。

症状が強まるのは苦しいことですが、トラウマの影響によるものだと気づくきっかけにもなります。
その気づきは、回復につながる大きな一歩です。

■トラウマが表面化しやすいタイミング

トラウマの影響の現れ方には波があります。
どんなタイミングで症状が強まりやすいのでしょう?

【「その日」「その時間」が来る】
トラウマ体験にあったのと同じ日付や、同じ曜日、同じ時間帯に、フラッシュバックをはじめとする症状が出やすくなることがあります。

【ストレスを感じている】
疲れているときや、心配事をかかえているときなども要注意。

【そのときと同じ気持ちになる】
状況は違っても、不安や混乱、恐怖などの感情がわいてきたときに、トラウマ記憶がよみがえってくることがあります。

【好きな人ができた】
恋愛は、親密な関係を結び直す機会となります。
安定した関係を結ぶことができれば、回復への大きな力になります。

一方で、特定の相手が現れることでアタッチメントのパターンが出やすくなります。
恋愛関係のつまづきで、対人関係の問題や自己否定感などが現れやすくなる場合もあります。

【妊娠・出産】
とくに親子関係の問題でトラウマをかかえている場合には、自分が親になることへの不安やためらいを強くもつ人が少なくありません。
不安が引き金になり、状態の悪化につながることも。

【子育て中】
自分がトラウマを負った年代に子どもがなったときに、トラウマ体験を思い出して症状がひどくなったり、自分が親にされた行動をくり返したりすることがあります。

奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史

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