●表面化しにくいトラウマ体験
トラウマとなりうる出来事のひとつに、性暴力があります。
性別や年齢を問わず、自分が望まない性的な行為を強いられることは、最も深刻な人権侵害であり心身に大きな傷を残します。
自然災害の被災者にくらべ、レイプ被害者は、その後PTSDになる確率が非常に高いことが知られています。
実際、性暴力以外のトラウマ体験が主な訴えで治療機関を訪れたという人のなかにも、治療を進めるうちに、じつは過去に性暴力、性虐待の体験もあったとわかる人が少なからず見受けられます。
性器の挿入にかぎらず、本人が望まない性的な接触、性的な画像や動画などを見せるなどといったことも、性暴力に含まれます。
痴漢行為などを含めると女性の2~3人に1人、男性の10人に1人が被害を受けているという調査報告もあります。
性的な体験は最もプライベートなことであり、被害を訴えられない人も多いことから、なかなか正確な実態はつかめません。
しかし、性暴力はトラウマ体験のなかでは珍しくない、むしろかなりの割合を占めていると考えられます。
奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史
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