大人の発達障害/4.生きづらさを改善するために【医療③】

症状

症状によっては薬物療法で劇的によくなる

発達障害の薬物療法は症状を軽減するためのものですが、症状によってはたいへん効く薬があります。
また、抑うつ症状や強迫症状などを合併している場合にも、薬を使います。

●アリピプラゾールは幅広く使える

自閉スペクトラム症に効く薬は現在ありません。
ですから、自閉スペクトラム症の薬物療法は、対症療法です。
特に、タイムスリップ現象にアリピプラゾールが劇的に効く人がいます。

抑うつ症状を合併している人には、SNRIなどの抗うつ薬を使用します。
脳の中のセロトニンとノルアドレナリンという神経伝達物質の働きを調整する薬です。

双極性障害を合併するなど、気分が不安定になっている人には、気分調整薬やアリピプラゾールを使います。

強迫症を合併している人は多いのですが、第一選択薬(最初に使うとされている薬)のSSRIはあまり効果がみられず、アリピプラゾールが有効であるケースが少なくありません。
おそらく、「同一性保持の傾向」に作用すると考えられます。

アリピプラゾールは、知覚過敏にも有効で、発達障害には幅広く使える薬です。

●ADHDの薬はとてもよく効く

ADHDやADDには、症状を抑える薬があり、70%以上の人に有効です。
これはたいへんよく効く薬だといえます。

ADHDと自閉スペクトラム症は高率で合併しますので、使われる機会は多いでしょう。

精神科で処方される薬は副作用が多いと思われているようですが、安全になってきました。

奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史

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