大人の発達障害/4.生きづらさを改善するために【職場】

症状

トラブル回避には「具体的」がキーワード

部下に発達障害がある場合、その特性がトラブルにつながるなど、上司は困ることが多いでしょう。
しかし、指示のしかたを「具体的」にするように変えれば、改善されていきます。

●腹を立てずに特性を思い出して

「仕事ができない」と怒らず、特性を思い出しましょう。
そのうえで、職場のやり方をつくるとよいでしょう。
本人のやり方と職場の一般的なやり方は違うのです。

本ブログで本人向けに説明している内容を、職場で取り入れられれば、できることは多いはずです。

例えば「視覚化」。
目に見える情報にします。
本人はメモをとり、職場では文書で指示します。
メールを送るのもよいでしょう。

口頭では省略されがちな日時や場所などが文書では明記されるので、わかりやすくなります。

口頭で伝えるときには、主語と目的語を略さず、具体的に指示してください。
例えば、「〇〇の文書を午前中に仕上げて持ってきてください。それがすんだら、すぐにお得意先の△△さんに、□□の件の今の進捗状況を連絡してください」などです。

本人にメモをとらせて、確認させることも重要です。

●逆転した場合を想像してみよう

発達障害のある人の困難さを理解するために、多数派と少数派が逆になった場合を想像してみましょう。
「終業時刻になったら即帰宅」と言われたり、気をつかって話をすると「あいまいな表現では主旨が不明だ」と叱責されたり、「チームワークなど不要」と合理性ばかり求められたら……。

どうですか。
彼らの生きづらさが理解できるでしょう。

奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史

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