大人の発達障害/3.固執性-興味や行動が広がらない【対処②】

症状

記憶のファイルを取り出して臨機応変に対応する

発達障害の、臨機応変に対応できない特性に対しては、「ファイル」を活用します。
少数派の脳はデジタル脳で、記憶をファイルとして蓄積できるのです。

●類推や応用が苦手で臨機応変に対応できない

発達障害のない人は、臨機応変に対応するとき、過去の経験をもとに行動します
まったく同じ状況に陥ったわけではなくても、過去の似たような経験から類推したり、別の経験を応用したりして、その状況に合った行動をとることができます。

発達障害では、同一性保持の傾向とイマジネーションの障害があるため、類推や応用が苦手です。
臨機応変に対応できず、混乱したり、パニックに陥ったりします。

●見方を変えれば解決策が見える

臨機応変が苦手という特性は、見方を変えれば、常に想定の範囲内で動いているということになります。
ただ、想定するパターンが少ないだけ。
つまり、想定パターンを増やせばよいのです。
デジタル脳という特性からみると、ビット数を増やすようなものです。

一方、発達障害のある人は、記憶を上書きなしで、そのまま保存しています。

状況が変わると応用がきかないのは、それぞれを固有のファイルのように記憶しているからといえるでしょう。

●状況と行動のパターンをファイルとして記憶する

想定パターンを増やすには、記憶のファイルの数を増やせばよいのです。
人に会うとき、どういう行動をとり、どういう会話をしたらうまくいったか、成功したパターンを記憶します。
成功パターンのファイルが増えてくると、ちょうど、ビット数が増えたのと同じことになります。

いざというとき、多くのファイルの中から適切なものを選べば、だいたいのことはそれほど間違えずにすむでしょう。

奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史

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