大人の発達障害/3.固執性-興味や行動が広がらない【同一性保持の傾向③】

症状

自分の見た景色でしか、ものが見えない

自分の見た景色でしかものが見えないのは、イマジネーションの障害と、同一性保持の傾向とが関連している特性です。
景色とは自分ルール。
その自分ルールが世界標準だと思っています。

●自分の視点から動けない

人の気持ちや状況がわからないのは、相手の立場に立つことが苦手だからです。
心が移動できず、常にひとつの点からものごとを見ている「定点観測者」です。

これは同一性保持の傾向に関連した特性ですが、イマジネーションの障害にも関連しています。

●本人も周囲も怒り人間関係に亀裂が

定点観測者は、自分のルールや価値観、やり方が世界標準だと思い込んでいるので、それを破る人がいると混乱したり、許せなかったりします。
周囲の人に突然怒りをぶつけることもあります。

本人は自分が周囲の人に不快な思いをさせていることはわからないのですが、自分が不快にさせられたことはわかります。
そのため「裏切られた」「理不尽だ」と怒っていたりします。

周囲にとっては、一方的に怒る人、がんこで話にならない、職場の上司からは扱いづらい人などと思われます。
定点観測の特性は人間関係や仕事の面で、マイナスの影響が小さくありません。

●全体と部分との関係を把握できない

地図の一点だけを見ていると、そこが海か陸かがわからなくなってくることがあります。

定点観測者も対象だけをクローズアップして見てしまうので、その対象が全体のなかでどういう位置にいるかが、わかりづらくなります
場にそぐわないことを言ったり、仕事で優先順位が決められなかったりするのは、この特性が関わっています。

奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史

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