大人の発達障害/2.発達障害は社会性の障害-人間関係がうまく保てない【対処②】

症状

聞き役に徹し、よけいなことは言わない

なにげなくいったことで周囲の人を怒らせたり、おしゃべりの輪に入れなかったり……。
どう言えばいいかわからないなら、黙っているほうが無難です。
聞き役に徹しましょう。

●悪意のない発言がトラブルのもとに

発達障害がある人の発言が、周囲の人を怒らせることがあります。
本人に悪意はないし、思ったとおりのことが口に出ているだけなのですが、大人の世界では、言ってよいことと悪いことがあるのを想像できません。

むしろ好意で言うことが、よけいなひと言になってしまうことも。
周囲の人は大人だから聞き流してくれることもあるでしょうが、やはり気を悪くするでしょう。

●相槌をうってニコニコしていよう

コミュニケーションの障害は人間関係に影響します。

うまいことを言おうとするのは、もうやめましょう

雑談の中にいるなら、聞き役に徹します。
何か言いたくてもがまんして、「そうなの」「そうなんだ」「へー」などと相槌をうつだけにしましょう。
話題がわからなくても、相槌をうっていれば大丈夫です。

それも無理なら、黙ってニコニコしているだけでもかまいません。

■失敗を知る
発言や会話で失敗したとき、なぜ失敗したのかを考えてみましょう。
自分にはこういうところがあると自覚すれば、次の失敗を防げるでしょう。

・相手の意図が推し量れない
・沈黙に耐えられない
・興味のない話についていけず、自分の興味がある話に熱中してしまう
・表情が読めない
・敬語が使えない
・適切な対人距離がとれず、人とくっつきすぎてしまう
・横の関係はわかるが上下関係はどうしてよいのかわからない

■スキルとして覚える
コミュニケーションのとり方を、スキルとして覚えてしまいましょう。
本人が意識するポイントは下記の3つです。

●聞き役に徹する
特に職場では、うけをねらった発言をする必要はありません。
よけいなひと言や失言にならないよう、黙っているほうが無難です。
相手の話に相槌をうち、聞き役に徹しましょう。

●3呼吸おく
思ったことをすぐに口に出さないように。
何か言いたいことがあるなら、3呼吸おいてから言うようにしましょう。

●結論から話す
話をしなければならない場合には、まず結論から話し、そのあとにその理由を話すようにします。

奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史

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