大人の発達障害/2.発達障害は社会性の障害-人間関係がうまく保てない【コミュニケーションの障害①】

症状

話し言葉をとらえることが難しい

自閉スペクトラム症では、話し言葉をとらえるのが苦手です。
話し言葉による情報の入力・処理と記憶することに障害があるためです。

●職場では口頭の指示が多い

通常、人が話す言葉は音声として脳に入り、言語を司る部位で処理し、一時的に記憶して行動を起こします。
自閉スペクトラム症では、その一連の機能がうまくいかないので、話し言葉の意味を正確にとらえることが困難です。

職場では口頭の指示が少なくありません。
口頭での指示を正確にとらえることができないと、確かに指示したはずの仕事をやっていないということが起こります。

ただし、文字情報の入力・処理は問題ありません
ですから、教科書の理解はできるし、演繹思考も暗記も得意で、勉強はできたという人が多いのです。

●指示代名詞や程度を示す言葉の理解が困難

日本語の会話は主語や目的語を省略します
文章語では省略されないので、文字情報はとらえやすいのです。

会話では「適当に処理して」や「ちゃんとやって」など、程度を示す言葉がよく使われますが、「適当」「ちゃんと」がどの程度かがわかりません。
どの程度かと尋ねても「常識で考えて」と言われたりすると、困惑するだけです。

また、文字どおりに受け取る傾向があります。
皮肉や、含みのある言葉、あいまいな表現は通じません
そのため、相手から見下されたり、怒りを向けられたりすることがあります。
謙譲語や尊敬語を使いこなせない傾向もあります。

奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史

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