障害の度合いや特性は一人ひとり違う
DSM-5による自閉スペクトラム症の診断基準はわかりにくいでしょう。
ここで、特性として、まとめ直してみました。
これらの特性の現れ方は、人によって異なります。
●特性は大きく3つととらえた
精神科の現場ではDSMはスタンダードな診断基準です。
ところが、その記述はたいへんわかりにくいと言わざるをえません。
例えばAの「相互反応における持続的な欠陥」とはどういうことでしょうか。
「社会的コミュニケーション」といっても、文章、話し言葉、書き言葉、音声など、さまざまなものが入ります。
Bの「限定された反復的な様式」も、難しい表現です。
自閉スペクトラム症の特性としては、大きく3つ。
コミュニケーションの障害とイマジネーションの障害、同一性保持の傾向です。
そのほかにもいくつかの特性が挙げられます。
これらのすべてがひとりの人に見られるわけではなく、一人ひとり症状や程度は異なります。
社会生活に支障がない場合は、発達障害とはいいません。
例えば、アインシュタインは自閉スペクトラム症だったといわれますが、現代の概念からすると、発達障害とはいえません。
社会的に成功し、尊敬もされているので、適応の障害はないわけです。
奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史
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