大人の発達障害/1.発達障害とは生きることの障害【自閉スペクトラム症①】

症状

従来の自閉症とアスペルガー障害のこと

大人になってから家庭や職場でうまくいかない発達障害のほとんどは、軽症の自閉スペクトラム症です。
子どものころには気づかれなかったため、これまで何も対応されてこなかったのです。

●自閉症とアスペルガー障害は連続している

自閉スペクトラム症は、DSM-5(精神疾患の診断・統計マニュアル)で挙げられている診断名で、従来の自閉症とアスペルガー障害が含まれています。

これまで長い間、アスペルガー障害と自閉症はどう違うかということが議論になってきました。
ようやく議論に決着がついて、この2つには境界線がないとされました。
基本的な症状は同じで、軽症と重症との差というわけです。
そこでスペクトラム(連続体)という考え方になったのです。

ただ、自閉スペクトラム症という名称の「自閉」という言葉は適切ではないでしょう。
自分を閉ざしてはいないからです。

●軽症といっても問題が軽いわけではない

大人になってから生きづらくなり、「自分はアスペルガー障害ではないか」などと受診してくる人は、ほとんど軽症の自閉スペクトラム症です。
大人の自閉スペクトラム症は軽症の人が非常に多く、臨床現場では軽症対重症例は30対1ぐらいの印象です。

軽症といっても、本人の問題や困難はけっして軽いものではありません。
これまで発達障害があることに気づかれていないので、療育などを受けていません。
原因も対応法もわからずに戸惑い、悩んでいます。
大学生や社会人になってから、さまざまな不適応を起こしているのです。

奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史

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