発達期に発症し、合併することが多い
近年注目されている発達障害。
きちんと理解しているでしょうか。
それぞれの特性から、大きく分けると5つになりますが、互いに合併することが多いのです。
●発達障害は生来のもの
発達障害は大きく5つ。
自閉スペクトラム症(ASD)、ADHD(注意欠如・多動性)、SLD(限局性学習症。本ブログでは旧来の分類のLD<学習障害>について述べる)、知的能力障害群、コミュニケーション障害群です。
個々の特性はありますが、そもそも発達障害とは何かというと、共通した4つの条件があります。
まず、発達期に発症することです。
発達障害は生来のもので、20代になってから発症することはありません。
ただ、軽症の場合には、成長してから気づかれることはあります。
●社会に適応しづらい
2つめは、生活のさまざまな領域でうまくやる力を損なっていることです。
軽症から重症までいずれの人も、学習、職業、家庭など社会生活の広い範囲にわたって、生きづらさが生じます。
ただし、特性が現れても社会に適応できていれば、発達障害と診断されることはありません。
3つめは、年齢によって症状と課題が変わることです。
これはすでに述べてきました。
4つめは、最軽症から最重症までのスペクトラムであることです。
スペクトラムとは連続体という意味で、どこからどこまでが軽症などと区分できないのです。
奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史
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