⑤摂食障害を活用して成長しよう【「拒食」につながった生き方を変える】

心の病気

「拒食」の人は、本来は自分をしっかり持ったマイペース型です。
慎重な性格なので、変化に適応するのも時間がかかりますが、それは悪いことではなく、むしろ「浮ついた判断をしない」という意味では長所です。
まずは、その自分の特徴を受け入れることが大切です。
「拒食」の人の中には、もっと臨機応変にテキパキと状況に対応していかなければならないのではないか、と思い込み、それができない自分を責めている人もいますが、そんな必要はありません。
そもそもパーソナリティ(いわゆる性格)はあまり変わらないと考えたほうがよいものです。

マイペース型の性格の人が、病気になるまでは、「何でも自分ひとりの努力で解決する」という生き方をしていたわけです。
ひとりで洞窟の中にでも暮らしていれば、マイペース型の人が何でも自分ひとりの努力で解決することも可能かもしれませんが、現代社会で生活していく上で、そんなことは不可能です。
マイペース型で生きていくためには特に、人とやりとりして自分のペースを守っていく必要があります。

それ以外には、実際に、あまり変化させる必要はありません。
「拒食」がひどいときには完璧主義が極端に出たりしていますから、そういうところも治さなければ、と思うものですが、「拒食」が治ってくると完璧主義も和らぎます。

平均値に比べれば「きちんとした人」ではあり続けますが、それも長所と呼べるレベルに落ち着いてくるでしょう。
「人に相談したり助けてもらったりしながら自分のペースを守っていく」ということだけ肝に銘じておけば、「拒食」から学ぶべきこととしては十分だと思います。
そして、その学びが十分ではなく、また、ひとりで抱え込んでしまうようなことが起こると、「拒食」が再発するかもしれませんので、課題はひとつだけですが、繰り返し思い出して常に自覚しておく必要があります。
もしも「拒食」が再発したときには、まずはそのことを人に相談したり助けてもらったりすることから始めたらよいでしょう。

奈良 心理カウンセリングルーム
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