日本と欧米におけるカウンセリング事情の違いと、メンタルケアの大切さについて

メンタルケア

皆様、猛暑日が続いておりますが、如何お過ごしでしょうか。
心理カウンセリングルーム ナチュラリー. 鍛治です。
さて今回は、日本と欧米におけるカウンセリング事情の違いと、メンタルケアの大切さについてお話しさせて頂きます。

WHOの定義によると、身体的・社会的・精神的に完全に良好でないと健康ではないと述べられています。
病気は治って身体的に良好でも、精神的に良好でなければ健康とは言えないのです。
身体的・社会的・精神的と3つに分けられていますが、これは相互に依存関係にあるので、どこが欠けても不健康になります。
そう考えると、精神が不健康であると、身体的にも社会的にも不健康な状態になってしまいます。
うつ病を抱えて一人で悩んでいたら不眠症も患ってしまった。それが原因で会社にも行けなくなってしまった。
どこかが異常をきたすと、ドミノ倒しの様に次から次へと悪くなってしまうのです。

ストレスがかかると、自律神経のバランスが乱れ、脳内神経伝達物質の分泌異常などが起こり、動悸・めまい・発汗異常・不眠・やる気が出ないなど、様々な症状が身体に現れます。
しかしそれは、人の身体がのしかかったストレスに対抗しようと必死で頑張っている状態であり、その様な辛い症状が現れるのはある意味当然の事なのです。
ですので、その様な症状が現れてしまう、あるいはその前に、ストレスとなる根源を探り、対処する事が重要となってきます。

メンタルケア先進国である欧米では、特に悩みを抱えていなくても日常的にカウンセリングは利用されています。
身体の健康診断を受けるのと全く同じ感覚で、メンタルトレーニングやモチベーションアップの為に、ごく自然な事として認識されているのです。
しかし我が国では、うつ病などの心の病気を持った人がカウンセリングを受けるという、誤った認識をされている風潮があります。
日本のカウンセリング事情は、欧米に比べて数十年遅れているのです。

1998年から年間30,000人を超え続けている自殺者、精神疾患受療率増加、不登校児童生徒数増加、対教職員・生徒間などの暴力行為発生件数増加など、深刻な問題は山積みです。
この悲惨な現実に対して国をあげて真剣に取り組まずして、真の明るい未来は訪れません。

ですので、身体の健康と全く同じく、『心の健康』の大切さをもっともっと認識して頂きたいのです。
カウンセリングを受けるという事、これは何ら特別な事ではありません。
ましてや、恥ずかしい事でも何でもないのです。

日本のメンタルケア事情がこれからどんどん飛躍・認知されていく事、また、たくさんの人々の心が安らぐ世の中になっていく事を願うばかりです。
心のメンテナンス』に、いつでもお気軽にお越し下さいね。

奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史