③感情を活用して摂食障害から抜け出そう!【感情の意味を知ろう】

心の病気

私たちにはさまざまな感情があります。

一般に、喜びや楽しさなどはポジティブな感情、怒りや不安などはネガティブな感情と位置づけられていますし、できるだけネガティブな感情を抱かずに生きていきたいというのは多くの人に共通する願いだと思います。

しかし、そんなネガティブな感情も含めて、すべての感情には意味があります。
それは、「今、自分が置かれている状況の意味を知らせてくれる」ということです。

例えば、うれしいと思うとき、私たちは自分が何かを得ている状況に置かれています。
悲しいと思うときは、何かを失っている状況が多いでしょう。
そのように、感情を感じるから、自分にとっての状況の意味がわかるのです。

怒りや不安などのネガティブな感情もまた同じです。

怒りを感じるときというのは、自分の期待が満たされていないときであったり、自分の権利が侵害されているときだったりするでしょう。
そして、怒りを感じるからこそ、「この状況はよくない」ということに気づき、それを是正するための行動をとることもできるのです。

もしも怒りを感じなかったら、自分の期待が満たされていないことにも気づかなければ、自分の権利が侵害されていることにも気づかないでしょう。
これは危険なことにもつながります。

例えば、痛みはつらい感覚ですが、針が手に刺さったときに痛みを感じるからこそ、私たちは手を引っ込めて、それ以上の負傷を避けることができるのです。
痛みは嫌な感覚だから、と、感じることもなくなってしまったら、身体を守ることはできないでしょう。

不安についても意味があります。

不安は、「安全が確保されていない」ということを教えてくれる感情です。
だからこそ、安全確保のための行動をとるのです。

夜道で不安を感じるのは、実際にその先の安全が確保されていないからです。
不安だから、外出を控えたり、家族に迎えにきてもらったり、早足で歩いたり、と何らかの安全確保行動をとることになります。
これも、不安を感じることがなかったら、本当に危険な目に遭うかもしれません。

こうして考えてみると、あらゆる感情が、私たちを守ってくれる自己防御能力であるといえます。
その機能を最大限に生かして、自分にとってプラスになるように活用していくことが大切なのです。

奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史

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