役に立たないと存在価値がないと思ってしまう【自信がない…本当の自信を身につける】

心の持ち方

カウンセリングをしていてこの頃気になることに、「人の役に立って喜んでもらう」ことが自分の存在価値だと思いこんでいる人が多いということがあります。
「役に立って喜んでもらう」というのは、言い換えると、「他人から必要とされる」ことですが、役に立って必要とされることが自分の存在意義だと思っていると、「人の役に立てていないと自分には存在価値がない」と思うようになってしまいます。

そうすると、どんなに自分が苦しくても、他人に必要とされ喜んでもらうことを最優先にするようになります。
自分のケアは後回しにして、他人の顔色を伺い機嫌をとるのです。

こんなふうに他人に一生懸命気をつかっていると、他人の顔色には敏感に反応するようになりますが、反面、自分の気持ちの変化には気が回らなくなり、だんだん感覚が鈍くなってしまいます。
そして、気がついたときには自分の気持ちや欲求がわからなくなっており、自分がどうしたいのか、何のために生きているのかわからないという無力感に襲われてしまうのです。

人の役に立ち、喜んでもらえるのはすばらしいことです。
誰かから必要とされれば自分の価値を感じられます。
しかし、誰かの役に立って誰かに必要とされることだけが生きている価値かと言えば、決してそんなことはありません。
いちばん大事なのは、自分で自分の役に立ち、自分を必要とすることです。

最近は、援助職の代表である看護師の方からのご相談も多いのですが、共通しているのは、真面目すぎるほど真摯に仕事に取りくんでいるものの、ご自身のケアについては意外と無頓着で、仕事以外の楽しみが少なくストレスを溜めて苦しんでいることです。

溺れている人を助けるときも、まず自分の安全を確保してからと言われています。
そうしないと、最悪共倒れになってしまうからです。
カウンセラーも援助職のひとつですが、長くいい仕事をするために日々のコンディション作りは欠かせません。

具体的にどうしたらいいかというと、今まで他人に対してしてきたことを、自分にしてあげるだけです。
自分の気持ちの変化に気づき、自分のしたいことをして、したくないことをしないようにする、そうして、自分をできるだけ喜ばせてあげましょう。

そして、自分に向かって、「もう無理して他人の役に立たなくてもいいよ。これけらはもっと自分の役に立とうね」と、初めはウソでもいいからそう言ってあげてください。

★無理に他人の役に立たなくてもOK。
 それより自分の役に立ちましょう。

奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史

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