①摂食障害は治る病気です【拒食症と過食症の関係】

心の病気

拒食症と過食症のそれぞれについて診断基準をご説明し、そのほかの摂食障害についてもご紹介してきましたが、ここで、全体をわかりやすくまとめたいと思います。

摂食障害は、大きくいうと、「拒食」の要素と「過食」の要素から成り立っています。

「拒食」の要素というのは、体重増加恐怖症のようなものです。
「やせたい」という積極的な気持ちではなく、「体重を増やすのが怖い」というほうが近いと思います。
「過食」の要素は、ストレスにゆきづまると過食する、というものです。

過食をともなわない拒食症の人には、「拒食」の要素しかありません。
治療としては、「拒食」の要素の治療だけをすればよいということになります。
過食をともなう拒食症の人は、「拒食」の要素と「過食」の要素がともにある状態です。
「拒食」の要素と「過食」の要素の両方を治療していく必要があります。
イメージとしては2つの病気を同時に持っているような感じです。

最初のうち拒食症だったけれどもその後過食症になった、という人も少なくありません。

この場合も、過食をともなう拒食症ほどではありませんが、「拒食」の要素をかなり持っている過食症だといえます。
なお、「拒食」の要素がまったくない過食症が「むちゃ食い障害」だと考えるとわかりやすいと思います。
むちゃ食い障害の人は、ストレスにゆきづまると過食しますが、体型や体重への異常なとらわれはありませんので、まさに「過食」の要素だけであるといえます。

過食症の人は、もちろん「過食」の要素を持っていますが、それ以外に多かれ少なかれ「拒食」の要素も持っています。
特に、排出型の過食症の人(嘔吐や、下剤・利尿剤・浣腸などの乱用をする人)は、「拒食」の要素が強いといえるでしょう。

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