自律神経失調症について/⑥心と体をいやすさまざまな療法-2

メンタルケア

【会話を通じて心をいやす「一般心理療法」】

患者さんと医師・カウンセラーが、会話を交わしながら進めていくのが一般心理療法です。すべての心理療法の基本となるもので、これだけで症状がよくなるケースも少なくありません。

●これだけで症状が改善することも…

一般心理療法は、数ある心理療法の中でも、もっとも基本的なものです。
不安、葛藤、摩擦、トラウマなどの心の問題を、医師・カウンセラーと話し合うことでいやしていくことから、゛言語的心理療法 ゛ということもできます。

一般心理療法は、どの病院・カウンセリング施設でも一般的に行われている療法です。
面接との違いがわかりづらいために、治療とは気づかない患者さんもいますが、この療法だけで症状が改善する場合も少なくありません。
不安や心配が症状の誘因となっている患者さんの場合は、とくに有効です。

●患者の気持ちや訴えを聞き入れる「受容」

いろいろな症状があるのに原因がはっきりしないため、人から理解してもらえないのが自律神経失調症の特徴といえます。
そのため不満が募ったり、不安感が強くなってしまうことがあります。

そんなときに、専門家である医師・カウンセラーがしっかりと患者さんの訴えや不安に耳を傾け、「それは、つらいですね」と認め、理解してあげることで、患者さんの気持ちはいくらかでも落ち着くものです。

この患者さんの訴えを聞き入れ、受け止めてあげることを「受容」といい、一般心理療法では最初のステップと位置づけられています。

●不安な心を支える「支持」と「保証」

受容によって患者さんの心が落ちついたところで、医師・カウンセラーは「自律神経失調症はたいへんな病気だから、と悩んでこられたのですね」と、話します。

これは、自分の生き方、症状とのつきあい方に自信を失いかけている患者さんの心を支え、前向きな気持ちで病気と向き合ってもらうために行われるステップで、「支持」と呼ばれています。

次に医師・カウンセラーは、なぜ、どのようにして病気が起こったかを説明し、同時に「必ず治る」ことを約束します。
これを「保証」といい、不安をぬぐい去るために行われます。

このように、会話を交わしながら受容・支持・保証の3つのステップを踏み、心をいやしていくのが一般心理療法です。
「悩みを理解してもらった」「応援してもらえる」と感じただけでも、病気に立ち向かう勇気がもてるのです。

奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史

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