自律神経失調症について/⑤治療に使われる薬の種類と効果-3

【落ち込みやイライラに効く薬】

抑うつ気分や不安感、イライラの解消に使われるのが「抗うつ薬」です。この種の薬は、顕著な効果が現れるまでに時間がかかる、という特徴があります。

●抑うつ気分の改善や不安解消に効く

抗不安薬や睡眠誘導薬の効果がみられないときに、「抗うつ薬」が使用されることがあります。

抗うつ薬は、本来はうつ病の治療に用いられる薬です。
その名のとおり、抑うつ感の改善がおもな目的ですが、不安感や「何をするにも意欲がわかない」などの症状にも効果があります。

また、頭痛や手足のしびれといった体の痛みに対して、鎮痛効果も期待できます。

●抗うつ薬にはいくつかの種類がある

抗うつ薬の中でも比較的新しく開発された「SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)」「NaSSA(ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬)」という種類は、従来からの「三環系抗うつ薬」「四環系抗うつ薬」などよりも副作用が少ないとされています。

しかし、それぞれの特徴を考えながら、医師は患者さんの症状に合わせて選択していきます。

●排尿障害などの副作用も…

副作用として考えられるのは、口の渇きや眠気、ふらつき、手の震え、便秘、そして尿が出にくくなる排尿障害などです。
排尿障害がある場合は導尿(尿を出やすくする処置)の必要があるので、医師にすぐ相談してください。
また、前立腺肥大のある男性、心臓病や緑内障のある人、お年寄りは、用量に注意しましょう。

抗うつ薬は、効き目がすぐに現れる薬ではありません。
効果が現れるのは、飲み始めてからおおむね1~2週間たってからで、副作用はそれよりも早く出ます。

この点をよく理解し、薬を飲むのを途中で勝手にやめたりせず、医師の指示どおりに服用するようにしましょう。

奈良 心理カウンセリングルーム
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