心の病気、驚きの現実と知っておきたい注意信号

ストレス

【糖尿病を大きく上回る心の病気の受診者数】
内閣府の「平成30年版障害者白書」によれば、精神疾患で医療機関にかかっている日本の受診者の総数は、392万4千人にのぼっています。

これは、4大疾病(がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病)の各受診者数を大きく上回る数字です。
この為、厚生労働省によって2013年度から精神疾患は地域医療の基本方針となる医療計画に盛り込むべき疾病と指定され、「5大疾病」のひとつとなりました。

近年では、職場などでの鬱病の発症や、高齢化に伴う認知症の増加が顕著です。
何か異変に気付いた場合は、速やかに専門家に相談し、早期の診断・治療を心掛けましょう。

【注意信号を逃さず受診】
日常生活の中でも、睡眠や食事は自身のストレスや心理状態の不調を反映しやすいものです。
よく眠れなかったり、食欲がわかない様な状態が長く続き、日々の生活習慣にも明らかな変調がみられる時は、専門家の助けが必要な要注意のサインです。

気分や意欲の低下も、心の病気を示唆する注意信号のひとつです。
憂うつな気分が長く続き、何をするにもやる気になれず、ひどく疲れて気持ちがどんよりし、心身ともに鉛の様に重く感じられる時などは、必ず専門家の診察を受けて下さい。

必要以上にプレッシャーを感じてしまい、不安や恐怖から抜け出せない様な状態が続く時も、専門家に相談するとよいでしょう。

心の不調は、最初に身体の不調として現れる事も少なくありません。
身体疾患として治療を続けていても症状が改善しなかったり、担当医から精神科受診を勧められた時は、是非、精神科医の診察を受ける様にして下さい。

【周囲の気付きと働きかけ】
生活習慣の乱れや、心の病気で特徴的な症状や問題行動には、家族や職場の同僚など、周りの人間の方がその異変に気付きやすいものも少なくありません。
異変に気付いたら、本人の話も聞いた上で、さりげなく専門家の受診を受けるよう働きかけましょう。

尚、受診に後ろ向きな本人に代わり家族等が専門家に相談する事もありますが、その際は自身の心のケアにも注意しましょう。

心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史

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