自律神経失調症について/④ストレスが自律神経を乱す!-3

ストレス

【ストレスに強い人、弱い人】

ストレス源が日常にあふれていても、誰もが同じストレスを感じるわけではありません。内的要因として、性格、気質、体質など、個人ごとに異なるストレス対処能力がかかわってきます。

●外的要因だけでは自律神経失調症にならない

身体的ストレスと精神的ストレスは、どちらも外部環境からの刺激によって起こる心と体の状態です。
そのため、これらを外的要因によるストレスと呼んでいます。

ところで、同じようなストレス的状況に置かれても、自律神経失調症になる人とならない人がいるように、外的要因だけで体の不調が起きるわけではありません。

自律神経失調症の発症には、各個人の内部環境からの刺激、内的要因によるストレス源が不可欠です。
外からの刺激と内側からの刺激が複雑に組み合わさって発症すると考えられています。

●性格や気質が内的要因となる

ストレスの内的要因には、性格や気質、体質、体調など、個人ごとに異なるストレスへの対処・適応能力が深くかかわっています。

たとえば、仕事で大きなプロジェクトを任されたときや、子どもの学校の役員に選ばれたときに、「面倒なことになった」と考えるか、「新しいことに挑戦できるいいチャンス」と考えるかで、一つの刺激がストレスになるかどうかは大きく変わってきます。

また、何かを失敗したときに「起きたことはしかたがない。次にがんばればいい」と気持ちの切り替えができれば内的要因のストレスにはなりませんが、いつまでもクヨクヨと考えていたり、強い責任感に悩まされてしまうと、しこりとなって残ります。

このような考え方の違いは、性格によるものだけではなく、その日の体調や気分によっても左右されます。

すでに述べたように、外部環境からの刺激は大脳新皮質で判断されたあと、感情をコントロールしている大脳辺縁系を経て、視床下部に伝えられます。
本当は笑ったり楽しんだりしたいのに、「笑ってはいけない」「楽しんではいけない」など自己を抑制する力が強く働くと、内的要因のストレストとなってしまいます。

このように、内的要因と外的要因のストレス源は密接に結びついています。
外部環境の変化によって生じた刺激の負担が大きすぎて対処しきれなくなると、自律神経のバランスが乱れて、体にさまざまな症状が現れてしまうのです。

奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史

心理カウンセリングルーム ナチュラリー. では、「来訪・訪問カウンセリング」、及び、電話・ビデオ通話・メールによる「ネットカウンセリング」と、豊富なメニューを揃えております。
遠方の方におかれましても、どんなお悩みでも、どうぞお気軽にお問い合わせ下さいませ。

●来訪・訪問カウンセリング http://mental-naturally.com/visit/
●ネットカウンセリング   http://mental-naturally.com/internet/