自律神経失調症について/③体と心に現れる症状のいろいろ-2

症状

【疲労、めまい、食欲不振など全身に現れる症状】

慢性的な疲労感、倦怠感、不眠、めまい、ほてりが自律神経失調症の代表的な全身症状です。「いつもとどうも違う」「体調が悪い」と気づくのも、こんな自覚症状がきっかけとなることが多いようです。

●こんなサインに要注意!

自律神経失調症のさまざまな症状のうち全身症状の代表的なものが、慢性的な疲労感、倦怠感、睡眠障害、めまい、ほてりなどです。

全身症状は比較的初期の段階から現れるため、これによって自律神経失調症を疑う人も少なくありません。

健康な人は多少疲れても2~3日で回復しますが、自律神経の失調による疲労は日を追うごとにひどくなり、何をやるのもおっくうな気分になるのが特徴です。

●視床下部の混乱が全身症状を引き起こす

自律神経失調症のさまざまな症状は、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかずに起こる場合と、自律神経を管理している視床下部に混乱が生じて起こる場合があります。

全身症状は後者のタイプで、理性をつかさどる大脳新皮質と、本能・感情を管理している大脳辺縁系の間にひずみが生まれ、視床下部でのコントロールがうまくいかなくなったときに起こります。

また30代後半以降の女性の場合、更年期障害によるホルモン分泌の減少が影響して自律神経失調症が起こり、このような症状が現れることがあります。

【頭痛、目の疲れ、耳鳴りなど器官に現れる症状】

身体症状は交感神経と副交感神経のバランスの乱れによって起こります。薬の服用などで一時的に症状が治まっても、根本的な原因が解決しない限り、やがて不調がぶり返します。

●症状はあるのに異常がみつからない

視床下部でのコントロールの乱れが根底にある全身症状に対し、体の各器官に現れる不調は、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかないことによって起こります。

症状の出る器官は全身に及び、不調の程度も個人によって異なりますが、いずれも病院での検査では異常はみつからないのが大きな特徴です。

●器官の異常がないのに不調が現れるわけは?

たとえば「のどの奥が詰まった感じがして息苦しい」という症状に悩まされているとしましょう。
これは空気を肺に送る気管支の収縮をコントロールしている自律神経の機能に乱れが生じ、副交感神経だけが継続的に働いているために起こると考えられます。
気管支に炎症などがあるわけではないので、病院で検査をしても「異常なし」と判断されてしまうのです。

たとえ薬の服用などで一時的に症状が消えても、自律神経が正常に機能しない限り、やがて不調は戻ってきます。

また、自律神経は全身に張りめぐらされているため、不調の出る器官が転々と変わることがよくあります。

奈良 心理カウンセリングルーム
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