自律神経失調症について/③体と心に現れる症状のいろいろ-1

症状

【体と心のあちこちに起こる不調】

自律神経失調症の症状は、人によってじつにさまざまです。
複数の器官に異なる不調を訴える場合も多く、症状が移り変わっていくのも特徴であるといえます。

●全身にみられる多彩な症状

自律神経失調症になると、自分ではとくに思い当たることがないのに、疲労やだるさを慢性的に感じ、体の各器官にさまざまな不調が現れます。
また多くの場合、気分の落ち込みやイライラなどの不快な精神状態に悩まされることになります。

1章で触れたように症状の現れ方は千差万別で、これといった定番の症状はありません。
一つの不調が長く続く人もいれば、突然消えたかと思うとまたぶり返すといったように不安定な場合があります。
さらに調子の悪い部分が複数の器官に現れたり、次々に新しい器官に移っていくことがあり、多彩な症状に振り回されることも少なくありません。

自律神経失調症のこのような特徴は、2章で述べたように交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかなかったり、視床下部のコントロールの乱れによって起こります。
自律神経は全身のさまざまな器官に張りめぐらされているため、その症状も姿を変えて、全身のあちこちに現れるのです。

●個人差が大きいのも特徴の一つ

体のあちこちの不調が各人によって異なるのも、自律神経失調症の大きな特徴です。
ある人は「肩こりがして息苦しく、だるい」、ある人は「耳鳴りがして、夜眠れない」といったように、一人ひとり症状は違います。

また、同じ頭痛であっても、ズキズキ痛む人もいれば、ジーンと痛いという人もいますし、寝込むほど重症になる人もいれば、不調に悩まされてはいるものの日常生活は普通に送れるという人もいます。

これは自律神経失調症が、その人の体質や生活習慣、性格などと深くかかわっていて、不調が弱い部分に出る傾向があるためです。
各人の悩みやストレスの度合いによっても、症状は変わってくると考えられています。

奈良 心理カウンセリングルーム
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