自律神経失調症について/②自律神経はこんな働きをしている-4

症状

【脳と自律神経はどうつながっているの?】

自律神経は本人の意思とはかかわりなく内臓や器官に作用しますが、この働きは脳の指令によるものです。自律神経は、脳の中の視床下部にコントロールされています。

●視床下部が自律神経の指令部

自律神経は、体の各器官に作用して生命を維持するのに必要な機能を調整していますが、この自律神経の働きは、脳によってコントロールされています。

脳は大きく分けて「大脳」「小脳」「脳幹」の3つのパートからなっています。
このうち、自律神経を直接支配しているのは、生命維持に重要な役割を果たしている脳幹の、さらに間脳という部分にある「視床下部」です。

視床下部はその下につながる脳幹、脊髄と連絡し、自律神経の中枢として交感神経と副交感神経に指令を送っています。

●本能的な欲求や情動に視床下部が反応する

視床下部は、脳幹、脊髄と連携するとともに、間脳をぐるりと取り囲んでいる大脳からの情報入力も受けています。

大脳は「大脳新皮質」と「大脳辺縁系(大脳古皮質)」の2つのエリアに分かれています。

大脳新皮質は、ものを知覚・思考・判断し、計画を立てて行動するなど、人間特有の高度な精神活動をつかさどる部分です。
知性や理性もここで生み出され、俗に「知性脳」などと呼ばれます。

一方、大脳辺縁系は「情動脳」ともいわれ、食欲や性欲などの本能的欲求や、生理的な快・不快、怒り、驚き、恐れといった情動をつかさどっています。

視床下部は、この大脳辺縁系の影響を強く受けています。

たとえば、ドライブ中に急に自転車が飛び出してきたとしましょう。
このとき大脳辺縁系に「驚き」が生じ、これに反応した視床下部は自律神経の交感神経を興奮させます。

こうして交感神経は心臓の鼓動を速めたり、顔を青ざめさせるなどの作用を起こすのです。

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