自律神経失調症について/②自律神経はこんな働きをしている-2

症状

【自律神経ってどんな神経?】

生命を保つために必要な機能の微調整を自動的に行っている自律神経。人間が自分の意思で動かしたり止めたりできない部分の動きをコントロールしています。

●自律神経は末梢神経に属するグループ

私たちの体には、頭の先からつま先まで神経が張りめぐらされていて、脳内での情報や、脳から体の各器官への指令を伝えています。
このシステム全体を「ナーバスシステム」といいます。

ナーバスシステムは、大きく2つのサブシステムから構成されています。

脳と脊髄にある神経細胞のネットワークは「中枢神経」、もしくは「セントラル・ナーバスシステム」と呼ばれています。

一方、脳・脊髄から出て、全身の各部位をつないでいるのが「末梢神経」です。
自律神経は、この末梢神経システムに属しています。

●体性神経と自律神経の違いは?

末梢神経は脳以外の場所にあり、体の各部位と直接コンタクトしています。
その働きにより「体性神経」と「自律神経」に分かれ、さらにそれぞれ2つの神経システムからなっています。

体性神経は、自分の意思で体を動かすための神経で、「感覚神経」と「運動神経」があります。

感覚神経は、物をみたり聞いたり、熱さ・冷たさなどの情報を脳に送っている神経です。
運動神経は、体の各部位を動かすために、脳からの指令を伝えています。

一方、自分の意思とは無関係に臓器や器官の微調整をしているのが自律神経です。
自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2つがありますが、体性神経の場合とは異なり、同じ器官に対して反対の作用を行うことで全体のバランスをとっています。

●ドキドキするのは自律神経のしわざ⁉

自律神経は臓器や器官の働きのうち、自分の意思で止めたり速めたりできない部分の微調整を自動的に行っています。

たとえば、私たちは自分の意思で口を開けたり目を閉じたりできますが、心臓の鼓動を速めたり遅くしたりすることはできません。
一方、驚いたりスポーツをしたあとなどは、自然に鼓動が速くなります。
これが、自律神経の働きです。

また、睡眠中はムダなエネルギーを消費しないよう基礎代謝が下がります。
このとき、脳は血圧を下げ、心拍を少なくする指令を出しますが、翌朝目覚めればまた心拍が上がります。

このように、生命を維持しながら体が必要な休息をとれるよう、自動的に微調整を行っているのが自律神経です。

ところで、器官の中には自律神経と体性神経の両方の働きを受けているものもあります。

たとえば、呼吸、私たちが無意識のうちに24時間休むことなく呼吸できているのは、自律神経による自動調整のおかげです。

一方、意識して呼吸を止めたり大きく深呼吸する、これらは体性神経の働きによるものです。

奈良 心理カウンセリングルーム
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