【人生計画の設定】
①長期計画の設定
時間と人生価値の二次元の表として人生設計を作成します。
時間は自分なりに見通せる先までとします。
私は、学生時代の計画は就職するまでとしました。
就職してからは、15年を大きな区切りとして、5年ごとに目標を定めるという計画を立てました。
これによって、独立して仕事をすることにしたのです。
現在の人生設計の柱は、家庭生活(愛情)、健康、自己実現、財政(収入)という項目で構成されています。
②年間計画と月間計画
5年間の目標が定まると、今年一年でどこまで達成するかの目標も定まります。
年間の目標が定まると、各月の目標が設定されます。
これを、毎年、年始めに二、三日費やして作り、手帳に蓄積しています。
また、いつも持ち歩くハンディな手帳の年間計画表にも記入します。
月の初めの日には、その月の目標を手帳に記入します。
年間計画や月間計画は、「〇〇をする」という行動としての目標・計画を書くことがポイントです。
「〇〇をする」という目標・計画は、自分の努力のみで達成可能な目標だからです。
③週計画
週の初めに、今週の目標・計画を決めて、手帳に列記します。
実行したら、週目標の当該項目に二本線を引き、「済」と書いておきます。
週末に近づくにつれ、二本線が引かれる事項が増えていきますので、前進している様子がわかって、手帳を見るのが快感になります。
その週に済まなかった事項は、次の週の目標・計画として再び記入することにします。
④実行・点検・修正
できるだけ計画通りに実行するように努力します。
実行状況を、毎日、週、月間計画の実行状況について点検します。
大体は希望的な計画を立てがちなので、必ずしも計画通り実行できるわけではありません。
ですから、実行状況に応じて、計画を適宜修正していきます。
また、あまり厳格に計画通りにしようとすると、潤いのない、狭い生活になってしまいます。
柔軟性を持ちつつ、長期的に見れば目標達成に向けて進んでいる、という状態がいいようです。
「精神的に強くないと、目標に向けて長期的な努力などできない」と言う人がいます。
逆なのです。
心が弱いからこそ計画が必要なのです。
計画がなかったら、日々の出来事だけに心を向けていくことになってしまうからこそ、計画が必要なのです。
計画がなくても実行できる人は、よほど心の強い人です。
【何ごとも行動しなければ変わらない】
「幸不幸は心の持ち方次第だ」と言われます。
部分的には真実ですが、部分的には誤りです。
幸不幸は私たちの心の持ち方のみで決まるのではなく、いかなる人生を作り出すかで決まるのです。
自分を成長させ、よりよい人生を作る努力をすることで、幸福と安心がもたらされるのです。
自分が勝手に作った苦しみ、こんなことで苦しんで、自分の人生を楽しめないなんてバカバカしいことです。
一度しかない人生。
自分があと数年で死んでも、満足できると思う人生を今作ることです。
満足できる人生を今、送ることです。
「そうしたいのはやまやまだが、それができないほどつらい」
それなら医者に行って、薬の助けを借りましょう。
カウンセラーの力を借りることにしましょう。
同時に、本ブログで紹介したつらさに耐える技術を身につけることです。
全部は必要ありません。
自分に合っていると思うもの、一つでも二つでも結構です。
とどまることなく前進しましょう。
行動しなければ、何ごとも変わりません。
「心は自転車と同じ」。
これは、ある方の言葉です。
自転車も心も、止まったら不安定になります。
視線を適度に前方に向けて、適度な速さで進むことで心も安定するのです。
夢の実現に向かって、自分の望む人生に向かって、勇気をふるって進みましょう。
奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史
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