社交不安症について/7.そんなにつらいなら医者に行こう【③社交不安障害の心理療法】

心の病気

【社交不安障害には、認知行動療法が有効】

それでは、社交不安障害の心理療法とは、どのようなことがなされるのでしょうか。

社交不安障害に対しては、認知行動療法が有効とされています。

認知行動療法では、第4章で述べた認知療法と第6章で述べたエクスポージャー法とを併用するのが一般的です。
すなわち、認知療法によりものの見方や考え方を修正し、エクスポージャー法により緊張場面に慣れるようにします。
また、必要に応じて、第5章で述べた心身の緊張を解く方法を習得します。

これは大まかな枠組みを示したものであり、実際にはそれ以外にも多様な技法が用いられます。

たとえば、ビデオで他の人や自分の行動を見て、話し合いにより適切な行動の仕方を理解するとか、模擬的に社会的場面を作り、適切な対処の仕方を学ぶロールプレイの適用などです。
コミュニケーション能力を高める必要があると判断されれば、主張訓練法や社会的技能訓練なども併用されます。
宿題として、日常生活での実践を求められることもあります。

心理療法は1回や2回で終わることはなく、最低でも2か月とか半年程度は予定しておいたほうがよいでしょう。

社交不安の人は、心理療法を受けること自体に、強い不安を感じます。
しかし、医師やカウンセラーなどの専門家が、症状により適切なプログラムを組んで進めてくれます。
強引に進められることはなく、本人の納得のうえで行われます。

心理療法は、とくに治療者との信頼関係の中で治療を受けることが大事です。
また、心理療法との相性も無視できません。
自分で勝手によし悪しを判断せずに、疑問があれば率直に質問してみることをお勧めします。

奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史

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