社交不安症について/7.そんなにつらいなら医者に行こう【①社交不安障害かもしれないと思ったら-1】

心の病気

社交不安に苦しむ人が増えています。
そんなこともあり、ひどい社交不安は医学的治療の対象になりました。
つらくてたまらないという人は、医学の助けを求めるという選択肢も考えてみてください。
本章では、そのために参考になることを述べます。

1.社交不安障害かもしれないと思ったら

社交不安のためにひどく苦しい。
社交不安のために生活に支障をきたしている。
こうした症状が社交不安障害(社交恐怖)として、正式に医学的治療の対象とされるようになりました。
すなわち、社交不安障害の治療薬が正式認可され、保険が適用されるようになったのです。

社交不安障害は、英語でSocial Anxiety Disorderであり、その頭文字をとってSADと略称されることがあります(以前は社会不安障害と訳されましたが、現在は社交不安障害という名称を用いるようになってきています)。

各種精神疾患の診断基準とされるアメリカ精神医学会編「精神疾患の診断・統計マニュアル」を参考に、社交不安障害の代表的な特徴をあげると、以下の通りです。

・恥ずかしい思いをするかもしれない状況に対する、顕著で持続的な恐怖であること。
・本人はこの恐怖が過剰であり、不合理であることを認識していること。
・その状況をほとんど回避しているか、ときにはひどい恐怖を感じながら耐え忍んでいること。
・こうしたことのために、日常生活や職業生活、社会生活が著しく阻害されているか、本人が著しい苦痛を感じていること。

これを見るように、社交不安と社交不安障害との境界は必ずしも明確ではなく、社交不安がひどい場合には社交不安障害と診断されます。

専門医によれば、治療は効果があるということです。
薬を飲むだけで、気持ちが軽くなるということです。
とても苦しくてたまらない人は、選択肢の一つとして、医者に行くことをお勧めします。

⇒「2」へつづく

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