社交不安症について/4.この心で乗り切ろう【③「あるがまま」を心がける-1】

心の病気

前回ブログのような方法で、ある程度気持ちを落ち着けながら、心の持ち方を修正する訓練を行います。

心の持ち方の基本は、「あるがまま」を心がけることです
人と接するときに、「あるがままの自分で接しよう」とすることです。
それは、あるがままの自分を信頼し、外界を信頼することです。

【「あるがままの自分」でいることを意識しよう】

人と接するとき、「あるがままでいよう」と心がけるだけで、ずいぶん気持ちが楽になるものです。
「自分以上の自分を見せなければ」と思うからプレッシャーなのであり、不安になるのです。
自分以外のものであろうとするから苦痛なのです

そうではなく、あるがままの自分でいいのです。
それで誰も迷惑しているわけではありません。
ただ自分で苦痛に感じるだけなのです。

だから、自分がつらいと感じること以外に、なんの問題もないのです。
「あるがままの自分でいよう」と、意識的に努めることです。
「あるがまま」でいいのですから、本来、楽なはずです。
努力などいらないはずです。
実際社交的な人は楽にしています。
無理していません。

しかし、社交不安の人は、長年、自分以外の自分であろうとしてきたので、意識しないうちに無理をしています。
心を緊張させるとともに、身体を緊張させています。
姿勢もまた、油断なく身構えているか、恐れのために腰が引けてしまっています。

ですから、人の中にいるときに、「あるがままでいよう」と、意識的に努めるとともに、身体もリラックスすることを心がけることです。

【自分の醜いところも「あるがまま」に受け入れる】

「あるがまま」とは、自分の心の醜い部分をも、そのままに受け入れることでもあります

社交不安の人は、他の人とつい比べてしまう、他の人に嫉妬してしまう、張り合ってしまう。
だから、人と比べないこと、自分は自分という姿勢を徹底して、嫉妬しないようにすることだ、とよく言われます。

しかし、私には、それは解脱を求められているかのように感じられます。

なるほど、そうした本を読んでいるときは、「そうだなあ、がんばってみよう」と思います。
ところが、いざ、現実の生活に戻ると、すぐに人と比べてしまいますし、嫉妬してしまう自分がいます。

比べてしまう心、嫉妬してしまう心、本音で自分の心に向き合ったとき、これらから完全に抜け出ることなど、私には不可能に思えます。

だから、私は、「あるがまま」とは、比べてしまう心があること、嫉妬してしまう心があること、張り合ってしまう心があること、それらをそのままに認め、受け入れることだと考えています

それらから脱却しなければいけない、と思わないことです。

比べてもいい。嫉妬してもいい。
同時にその人の優れた面を賞賛するようにすること、そして、私も「あの人のようになりたいな」、「あの人のようになれるようがんばろう」と、思うようにするのです。

奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史

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