社交不安症について/4.この心で乗り切ろう【②気持ちを楽にする方法-3】

心の病気

【不安な気持ちを受け入れる】

いろいろ試しても不安が消えない。
どうすればいいんだろう、どうなってしまうんだろう、とまんじりともせずに眠れない夜を過ごしている。
そんなとき、不安をそのまま受け入れてしまうのも、一つの方法です

いろいろと不安なことが生じますが、その大部分は実際に起こることはないものであり、想像の産物に過ぎません。
あるいは、たとえそれが起こっても、心配しているほど重大なことにはなりません。

ですから、たいがいは放っておいて大丈夫なのです。
少なくとも、自分の中で処理してしまえば、済んでしまうものなのです。
不安があるのは当たり前。先を考える力があるから、誰でも、いつだって、人間は不安になるものなのだ」、そう思って、不安になることをそのまま受け入れてしまうことです。

私自身も、こんなふうに不安をそのまま受け入れてしまおうと思ったら、スーッと気持ちが軽くなったという体験があります。

なお、このとき、後述するセルフトーク法や身体的対処法を併用すると、いっそう気持ちが落ち着きます。

【瞑想で不安を受け入れ一体化する】

瞑想を行っている人は、瞑想が役立つかもしれません。

通常の瞑想では呼吸などに意識を集中することで、不安を意識から除外することを目指します。
これだと瞑想中は安心が得られますが、不安そのものに対処するものではないので、日常生活に戻ると不安が戻ってきます。

それで、私はプロセス瞑想として知られるミンデルの瞑想法を自分流に変形して用いています。
不安に意識を向け、不安を受け入れ、不安と同一化することで心の平穏を得るものです。

自分の中にある不安を自分には存在しないものとしようとするから、不安に苦しめられるのであって、そのままに受け入れてしまえば、不安と平穏に共生できるようになる、という考えです。
具体的には、次のように行います。

①軽く目を閉じて、リラックスします。座った状態でも、横になった状態でも結構です。
②いろいろと頭に浮かんできますが、そのままにまかせます。考えようとするのではなく、自然にまかせます。
③すると、心配なことが浮かんできて、不安な気持ちになります。
④それをそのまま「受け入れよう」とします。このとき、強く意識して「受け入れよう」と努力するのではなく、自然にまかすという感じを保ちます。
⑤不安が明確になったら、それと一体化しようと意識します。このときも、強く努力するのではなく、自然にそうした方向に意識が向くようにします。
⑥やがて、不安がさほどのことはないと感じられてきます。

この方法は、ちょっとした身体的な痛みにも有効です。
私は、夜、例えば胃炎の痛みを感じても、この方法で痛みから解放され、眠ってしまいます。

奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史

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