社交不安症について/2.なぜ、あの人は平気なのか【④感受性を閉ざして心の平穏を保つ人】

心の病気

【鈍感さで心の平穏を保つ】

社交不安の人なら深く傷ついてしまい、とても耐えられないような事態に陥っても、平然としている人がいます。
繊細な感受性を欠き、鈍感さで心の平穏を保つ人です。

こうした人の中には、自己顕示欲求が非常に旺盛な人が含まれます。
社交的場面を、もっぱら自分を誇示する機会と受け止めます。
このために、大勢の中で、一言発言しないでは済まされません。

このタイプの人は、あまり深く物事を考えることもありません。
また、それほど責任を感じることもありません。
このために積極的に発言し、目立つ行動をするので、社交不安の人の目には、生き生きとしている人のように映ります。

こうした人は、自分が思っているほど潜在能力がないことが多いのですが、積極性が彼らの能力を高める作用を果たします。
威勢がいいので一般受けしやすく、また、一般の人は質よりも量によって評価しがちです。
こうしたことを糧として能力を伸ばしていくのです。

このタイプの人は、おそらく素質としての神経の鈍感さがあると推測されます。
そのうえで、生育過程において、その鈍感さで自分を守るように自我を発達させたものと考えられます。

社交不安の人は、こうした人をその鈍感さゆえに嘲笑しながら、その強さを羨望したり、嫉妬したりします。
そうではなく、自分の過敏さという特性を個性として受け入れて、長所として生かすことを考えるべきです。

奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史

心理カウンセリングルーム ナチュラリー. では、「来訪・訪問カウンセリング」、及び、電話・ビデオ通話・メールによる「ネットカウンセリング」と、豊富なメニューを揃えております。
遠方の方におかれましても、どんなお悩みでも、どうぞお気軽にお問い合わせ下さいませ。

●来訪・訪問カウンセリング http://mental-naturally.com/visit/
●ネットカウンセリング   http://mental-naturally.com/internet/