8種類に分類されるパーソナリティ障害について-③

心の病気

【演技性パーソナリティ障害】
目立ちたがりで、見栄っ張り

<症状>
●芝居がかった態度で感情をオーバーに表し、人の気を引こうとする。
●流行に乗りやすく、他人や周囲からの影響も受けやすく、流されやすい。
●役を演じているように見えて印象的だが、話の内容は薄く、説得力に乏しい。
●虚言癖がある。重病を装ったり、狂言自殺をしたりして、主人公になりたがる。
●適度に誘惑的な服装をしたり、挑発的な行動をとったりする。
●単なる知人でも、抱擁したり「ちゃん」づけで呼んだりして親密ぶりをアピールする。

<経過>
・演技性パーソナリティ障害の症状を見せる人は特に珍しくはない。
・問題となるのは(治療が必要となるのは)、本人が実は内面的に強い苦痛やむなしさを感じていて、そのことで不眠やうつなどの症状が出ている場合、あるいは特性として認められる症状で周囲とのトラブルが発生している場合など。

<配慮点>
・この障害の患者は、うつ病や不安障害であるケースも多く見られる。
・本人は、ただ周囲の関心を得たいだけで、悪意はない。家族や周囲が迷惑を感じていたら、まずは本人に自覚させることから始める。
・家族はオーバーな自己表現に辟易しやすいが、我慢強く温かく見守りたい。

【非社会性パーソナリティ障害】
社会のルールを守れない

<症状>
●他人や社会がどう感じようとかまわない。無関心。
●成人になっても社会的ルールや法律を無視し、守らない。常に無責任。
●人間関係を築けないわけではないのに、良好な人間関係を維持できない。
●人や動物を攻撃したり、物を破壊するなど、暴力的になる。キレやすい。
●罪の意識がなく、たとえ刑罰を受けてもまた繰り返す。
●他人を非難し、だまし、トラブルを起こした自分を正当化する。

<経過>
・10代後半に始まることが多く、成人後も続く。
・補導された経験などが判断材料のひとつになることもある。
・回復の程度はさまざまで、アルコールや薬物乱用を伴うことが多い。

<配慮点>
・思春期から反社会的行為が目立つときは、専門家に相談することが望ましい。
・一般の医療機関よりも、矯正施設などで治療を受けることが多い。
・本人が治療に前向きになれるように、周囲は、愛情があること、社会復帰を望んでいること、待ち続けていることを伝える。

奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史

心理カウンセリングルーム ナチュラリー. では、「来訪・訪問カウンセリング」、及び、電話・ビデオ通話・メールによる「ネットカウンセリング」と、豊富なメニューを揃えております。
遠方の方におかれましても、どんなお悩みでも、どうぞお気軽にお問い合わせ下さいませ。

●来訪・訪問カウンセリング http://mental-naturally.com/visit/
●ネットカウンセリング   http://mental-naturally.com/internet/

コメント