サラリーマンのストレスを軽減する「ものごとに対する捉え方」、驚きの認知行動療法

メンタルケア

日々ご家族の為、会社の為に多忙をめるサラリーマンの方は、何かとストレスが溜まってしまいますよね。
その蓄積も度が過ぎれば、不眠、動悸、目眩、やる気が出ない等、様々な症状が身体や脳に現れてしまいます。
そうなってしまわない為に、ストレスとなる出来事に遭遇した時の捉え方についてお話しさせて頂きます。

会社で仕事をしていく上で、ストレスを全く感じずに過ごすというのは、ほぼ不可能ですよね。
しかし、「認知」という、ものごとに対する捉え方を少し変える事により、辛い気持ちが楽になるんです。

例として、些細な仕事の失敗をしたとします。
「何をやっても上手くいかない」と感じて落ち込んでしまう人。
一方で、同じ出来事に遭遇しても、それ程気にしない人、直ぐに立ち直る人もいます。
嫌な事があっても、誰もが深く落ち込み続けるわけではなさそうです。

この様な感じ方の違いは、「認知」の違いから生まれます。
「何をやっても上手くいかない」といった認知を持つ人は、些細な失敗でも酷く落ち込んでしまいます。
一方で、「たまには失敗するが、大体は上手くやれる」といった認知を持つ人は、些細な失敗で落ち込み続ける事はありません。

つまり、辛い感情を引き起こす原因は、辛い出来事や状況そのものではなく、頭の中にある「認知」というフィルターなのです。

↑「3位で嬉しい!」と捉えるか、「3位で残念…」と捉えるか。
 この画像は前者であり、同じ3位でも、捉え方により全く違った気分になります。

さて、本当に何をやっても上手くいかないのでしょうか?…

認知のパターンは人それぞれですが、適応的なものと、非適応的なものに大別する事が出来ます。
適応的な認知とは、ものごとを事実に即して判断する認知の仕方です。
一方の非適応的な認知とは、事実を歪曲したり、根拠のない憶測をもとに、ものごとを判断する様な認知の仕方です。
適応的な認知と非適応的な認知の見分け方のポイントは、「そう考える根拠はあるか」という点です。

非適応的な認知を、適応的な認知に変える事が出来れば、辛い感情も軽減されます。
そして、新しい認知で実際に行動し、効果を検証してみる。
そんな簡単に言われても…、とおっしゃる方もおられるかと思います。
しかしこれは、トレーニングによって変える事が出来るんです。

ポジティブ・シンキングとの最大の違いは、客観性の有無です。
認知を変える認知行動療法は、認知の一つ一つについて、「そう考える根拠や証拠はあるか」を丁寧に検証する科学的な態度をとります。
その為、十分な根拠無しに前向きさを推奨するポジティブ・シンキングとは違い、適応的な認知を自分のものにし、効果を長く持続させる事が出来るのです。

認知行動療法は、現在、心の病気に対して最も有効な治療法として、薬物療法と並んで世界的に広がっています。
この心理療法の最大の特徴は、何と言っても、効果が科学的に実証されている事です。

心の病気は、薬で症状を抑える事が出来ます。
しかし、薬のみで治す事は困難です。
薬で症状を落ち着かせ、じっくり自分と向き合える状態にした上で、心の病気の根本を探り、そしてそれを受け入れ、心理的に対処していく必要があります。
薬物療法と心理療法を並行する事こそが、双方が持つ効果を最大限に発揮し、寛解へと結び付きます。

認知行動療法は自分で行う事も出来ますが、当ルームにお越し頂ければ、より的確に、正しい順序で進める事が出来ますので、お気軽にお問合せ下さいませ。

奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史

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