学校へ行きたがらない子どもへの対応【知っておきたい場面別傾聴アプローチ】

心理

話を聴こうと思っても、どのように対応すればよいのか困ったことはありませんか?
対応が難しい事例を取り上げて、アプローチの方法を紹介します。

【学校へ行きたがらない子どもへの対応】

不登校になる背景はさまざまですが、近年はいくつかの要因が重なって学校へ行けなくなる子どもの割合が増えています。

<心の動き>

不登校の原因として多いのは情緒的混乱です。
漠然とした不安感や緊張感が強く、登校する時間になると腹痛や吐きけなど体の不調を訴えますが、病院で診察を受けても異常は見つけられないのが特徴です。
何度も衣服を着替えたり、手を洗ったりといった強迫症状がみられることもあります。

なかには、無気力による不登校もあります。
特別な理由はなく、ただ億劫であったり面倒くさいから通学しないというもので、学校に行かなければいけないという規範意識が薄く、不登校に対する罪悪感や焦りはみられません。
そのため、一時登校しても、すぐに不登校に戻ってしまいます。

また、いじめや仲間はずれなどの対人トラブル、勉強についていけず授業が面白くない、教師との関係がうまくいかないといった学校生活上の問題も原因となります。
学校生活や学習についていけない子どもたちが不良グループに加わって、繁華街に繰り出したり、喫煙や飲酒、けんかなどの非行に走り、不登校になることもよくあります。

これらさまざまな要因が重なって不登校になる例も少なくありません。

<アプローチの方法>

不登校の傾向がみられたら、様子をみるのではなく、早期に適切な対応をとることが大切です。

子どもとのふれあいの機会を増やし、話をよく聴いて、置かれている状況を把握し、不登校の原因を探ります。
子どもの状態や不登校の原因によっては、学校へ行くようにうながしてはいけないケースもあります。

学校と家庭が連携し、専門家を交えて、子どもの状態に合わせた対策を考えます

登校をうながすことができない状態であっても、子どもとのかかわりをもとうとする姿勢を示しつづけることが大事です。
不登校の子どもたちは、「そっとしておいてほしい」という気持ちと、「放っておかれるのは寂しい」という、思春期特有の相反する複雑な気持ちを抱いています。

子どもを追いつめないような方法で、気にかけていることを伝えつづけるようにしましょう

子どもの話を聴いて、つらいときには一緒に苦しみ、嬉しいときには一緒に喜ぶという温かい心の交流をもてるようにするのも大切なことです。

奈良 心理カウンセリングルーム
ナチュラリー. 鍛治 剛史

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